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年末の個人金融資産 1900円超で過去最高に 今は大きく目減りか
2020-03-18 02:41:52

個人が保有する預金や株式などの金融資産は、去年の年末の時点で1900兆円を超えて過去最高になりました。ただ新型コロナウイルスの感染拡大の影響で株価が世界的に急落しているため、今の資産額は大きく目減りしているとみられます。
日銀が3か月ごとに発表している「資金循環統計」によりますと、個人が所有する預金や株式、保険などの金融資産の合計は、去年12月末時点で合わせて1903兆円となり、過去最高を更新しました。
資産の内訳を見ると「現金・預金」は1008兆円で、前の年の同じ時期に比べて2.3%の増加でした。
一方、「株式」は211兆円で前の年より13.5%増加したうえ、「投資信託」は74兆円で10.9%増えて伸びが際立ち、年末時点の株価上昇が個人の金融資産を押し上げた形です。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から金融市場が混乱し、世界的に株価は大きく下落しています。
日経平均株価もことしに入って17日までで25%を超える値下がりとなり、現時点の資産額は大きく目減りしているとみられます。
資産の内訳を見ると「現金・預金」は1008兆円で、前の年の同じ時期に比べて2.3%の増加でした。
一方、「株式」は211兆円で前の年より13.5%増加したうえ、「投資信託」は74兆円で10.9%増えて伸びが際立ち、年末時点の株価上昇が個人の金融資産を押し上げた形です。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から金融市場が混乱し、世界的に株価は大きく下落しています。
日経平均株価もことしに入って17日までで25%を超える値下がりとなり、現時点の資産額は大きく目減りしているとみられます。
ソース:NHK ニュース