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マスク着用で摩擦高まる、地元住民と外国人 香港
2020-03-22 15:02:03

新型コロナウイルスの問題で香港メディアなどは19日までに、感染への危機感を共有しない外国人の居住者への地元住民の不満が高まっていると報じました。
今回の感染拡大を受けマスク着用は地元住民の間で日常的な行為ともなっています。感染の蔓延が新たに発生することへの危惧もあります。
香港では2003年、重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行し、多数の犠牲者が出ました。
一方で、現在住んでいる外国人の多くはSARS被害の経験がありません。一部の住民はマスク着用や在宅勤務などの緊急対策を軽視したり馬鹿にしたりする職場の上司や同僚である外国人への不満を抱いているともされます。
マスク着用に絡む香港の地元政府と外国人の母国の政府の指示内容の違いも指摘されます。香港政府は地元住民に対し公の場所でのマスク利用を長い間、勧告してきました。
ソース:NHK ニュース