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愛子さま 学習院女子高等科をご卒業
2020-03-22 09:01:14

天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは、22日、学習院女子高等科の卒業式に出席されました。

新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、愛子さまは、22日午後0時半すぎ、東京・新宿区にある学習院女子高等科にセーラー服にマスク姿で登校されました。
そして、学校の門の前で記念撮影に臨んだあと、集まった報道陣から「ご卒業おめでとうございます。高校生活を振り返られていかがですか」と声をかけられると、「たくさんの経験ができ、また、とても楽しく、とても充実した学校生活を送ることができたと思います」と笑顔でこたえられました。
そして、沿道の人たちからの祝意にも笑顔で手を振ってこたえられました。
両陛下は、この春、卒業式に出席できなかった大勢の保護者などを思い、22日は、出席を控えられたということです。
卒業式は、感染拡大の防止のため、来賓や在校生の出席を見送るなど規模を縮小したうえでマスクを着用して行われ、院長の祝辞や君が代などの斉唱は取りやめられました。
愛子さまは、担任から「敬宮(としのみや)愛子」と名前を呼ばれると、その場で起立し、その後、教室に戻って卒業証書を受け取られたということです。
愛子さまは、高等科の3年間、勉学に励むとともに、運動会や文化祭などの学校行事にも積極的に参加し、充実した高校生活を送られたということです。
先月下旬には、平安文学に見る猫や犬と人との関わりをテーマに基準の倍近くの量の卒業レポートをまとめ、提出されています。
来月、学習院大学文学部に進学し、日本語日本文学科で学ばれる予定ですが、入学式は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して中止が決まっています。
そして、学校の門の前で記念撮影に臨んだあと、集まった報道陣から「ご卒業おめでとうございます。高校生活を振り返られていかがですか」と声をかけられると、「たくさんの経験ができ、また、とても楽しく、とても充実した学校生活を送ることができたと思います」と笑顔でこたえられました。
そして、沿道の人たちからの祝意にも笑顔で手を振ってこたえられました。
両陛下は、この春、卒業式に出席できなかった大勢の保護者などを思い、22日は、出席を控えられたということです。
卒業式は、感染拡大の防止のため、来賓や在校生の出席を見送るなど規模を縮小したうえでマスクを着用して行われ、院長の祝辞や君が代などの斉唱は取りやめられました。
愛子さまは、担任から「敬宮(としのみや)愛子」と名前を呼ばれると、その場で起立し、その後、教室に戻って卒業証書を受け取られたということです。
愛子さまは、高等科の3年間、勉学に励むとともに、運動会や文化祭などの学校行事にも積極的に参加し、充実した高校生活を送られたということです。
先月下旬には、平安文学に見る猫や犬と人との関わりをテーマに基準の倍近くの量の卒業レポートをまとめ、提出されています。
来月、学習院大学文学部に進学し、日本語日本文学科で学ばれる予定ですが、入学式は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して中止が決まっています。
愛子さまの感想
天皇皇后両陛下の長女の愛子さまは、卒業にあたって文書で感想をあらわされました。
この中で愛子さまは、「多くの素晴らしい友人たちに恵まれて、とても楽しく充実した学校生活を送ることができました。恵まれた環境の中で様々なことを学び、かけがえのない思い出がたくさんできました」などと記されました。
そして、卒業を迎えた心境について、「卒業式に出席し、旅立ちの日を迎えることができましたことをありがたく思います。同時に、たくさんの思い出の詰まったこの女子部にお別れを告げることに寂しい気持ちもしております」とつづられています。
そのうえで、「4月から進学する学習院大学では、これまで学んできたことを生かし、より広い視野に立って、色々な分野に取り組んでいくことができればと思います」と大学生活への抱負を語り、最後に新型コロナウイルスの感染拡大について、「一日も早く終息することを切に願っております」と述べられました。
この中で愛子さまは、「多くの素晴らしい友人たちに恵まれて、とても楽しく充実した学校生活を送ることができました。恵まれた環境の中で様々なことを学び、かけがえのない思い出がたくさんできました」などと記されました。
そして、卒業を迎えた心境について、「卒業式に出席し、旅立ちの日を迎えることができましたことをありがたく思います。同時に、たくさんの思い出の詰まったこの女子部にお別れを告げることに寂しい気持ちもしております」とつづられています。
そのうえで、「4月から進学する学習院大学では、これまで学んできたことを生かし、より広い視野に立って、色々な分野に取り組んでいくことができればと思います」と大学生活への抱負を語り、最後に新型コロナウイルスの感染拡大について、「一日も早く終息することを切に願っております」と述べられました。
両陛下の感想
天皇皇后両陛下は、愛子さまの卒業にあたって文書で感想をあらわされました。
この中で両陛下は、「本日、愛子が学習院女子高等科卒業の日を迎えることができましたことを感慨深く思います」と述べられました。
そのうえで、愛子さまの女子中等科入学から6年間を振り返り、「たくさんのお友達にも恵まれ、日々の学校生活を始め、学校行事や、初めての海外短期留学、修学旅行などを通じて、貴重な経験を重ねながら様々なことを学び、楽しく実り多い日々を送ることができたと思います」などとつづられました。
そして、「この機会に、国民の皆様に愛子の成長をこれまで温かく見守ってきていただいていることに、改めて感謝いたします」と記されました。
両陛下は、最後に、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを案じ、「我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています。この感染の広がりが早く終息に向かうことを心から願っております」と結ばれました。
この中で両陛下は、「本日、愛子が学習院女子高等科卒業の日を迎えることができましたことを感慨深く思います」と述べられました。
そのうえで、愛子さまの女子中等科入学から6年間を振り返り、「たくさんのお友達にも恵まれ、日々の学校生活を始め、学校行事や、初めての海外短期留学、修学旅行などを通じて、貴重な経験を重ねながら様々なことを学び、楽しく実り多い日々を送ることができたと思います」などとつづられました。
そして、「この機会に、国民の皆様に愛子の成長をこれまで温かく見守ってきていただいていることに、改めて感謝いたします」と記されました。
両陛下は、最後に、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを案じ、「我が国の国民、そして世界の多くの人々が直面している様々な困難や苦労に深く思いを致しています。この感染の広がりが早く終息に向かうことを心から願っております」と結ばれました。
ソース:NHK ニュース