Show Furigana
相模原 障害者殺傷事件 死刑判決の被告の弁護士が控訴
2020-03-27 09:06:01

相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害したなどとして横浜地方裁判所で死刑判決が言い渡された元職員の植松聖被告の弁護士が27日判決を不服として控訴しました。被告はこれまでのNHKの取材に「弁護士が控訴しても取り下げる」と述べていて、今後の対応が注目されます。
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の元職員、植松聖被告(30)は平成28年7月、入所者19人を殺害した罪などに問われました。
被告の弁護士は1審で「当時、被告には責任能力はなく無罪だ」と主張しましたが、横浜地方裁判所は今月16日、被告の責任能力を認め「19人もの命を奪った結果はほかの事例と比較できないほどはなはだしく重大だ」として検察の求刑どおり死刑を言い渡しました。
裁判所によりますと被告の弁護士が27日判決を不服として控訴したということです。
被告は1審で「どんな判決でも控訴しない」と述べたほか、これまでのNHKの取材に「弁護士が控訴すれば取り下げる」と述べていて、今後の対応が注目されます。
法律では弁護士が控訴しても被告の意思でいつでも取り下げることができ、取り下げた場合1審の判決が確定することになっています。
被告の弁護士は1審で「当時、被告には責任能力はなく無罪だ」と主張しましたが、横浜地方裁判所は今月16日、被告の責任能力を認め「19人もの命を奪った結果はほかの事例と比較できないほどはなはだしく重大だ」として検察の求刑どおり死刑を言い渡しました。
裁判所によりますと被告の弁護士が27日判決を不服として控訴したということです。
被告は1審で「どんな判決でも控訴しない」と述べたほか、これまでのNHKの取材に「弁護士が控訴すれば取り下げる」と述べていて、今後の対応が注目されます。
法律では弁護士が控訴しても被告の意思でいつでも取り下げることができ、取り下げた場合1審の判決が確定することになっています。
ソース:NHK ニュース