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アジア太平洋の経済成長は大きく減速 +2.2%予測 アジア開銀
2020-04-03 01:35:00

アジア開発銀行は、日本などを除くアジア太平洋地域のことしの経済成長率について、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、去年より大きく減速し、プラス2.2%にとどまるという予測をまとめました。
アジア開発銀行は3日、日本やオーストラリアなど一部の先進国を除いたアジア太平洋地域の最新の経済見通しを発表しました。
それによりますと、ことしの域内全体の経済成長率は大きく減速し、去年のプラス5.2%より3ポイント低い、プラス2.2%にとどまると予測しています。
理由については、新型コロナウイルスの感染拡大が貿易や観光業などに深刻な影響を与え、経済の下振れリスクになっていると指摘しています。国や地域別では、中国が去年より3.8ポイント低いプラス2.3%と大幅に減速する見通しです。
また、東南アジアも去年より3.4ポイント低いプラス1%にとどまり、なかでも輸出や観光業への依存度が高いタイはマイナス4.8%と、去年のプラス2.4%から大きく落ち込む見通しです。
アジア開発銀行では、来年の域内全体の経済成長率は、ことしの減速の反動でプラス6.2%に回復すると予測していますが、新型コロナウイルスの感染拡大が長引けば、金融不安などで経済が下振れする可能性もあるとしています。
それによりますと、ことしの域内全体の経済成長率は大きく減速し、去年のプラス5.2%より3ポイント低い、プラス2.2%にとどまると予測しています。
理由については、新型コロナウイルスの感染拡大が貿易や観光業などに深刻な影響を与え、経済の下振れリスクになっていると指摘しています。国や地域別では、中国が去年より3.8ポイント低いプラス2.3%と大幅に減速する見通しです。
また、東南アジアも去年より3.4ポイント低いプラス1%にとどまり、なかでも輸出や観光業への依存度が高いタイはマイナス4.8%と、去年のプラス2.4%から大きく落ち込む見通しです。
アジア開発銀行では、来年の域内全体の経済成長率は、ことしの減速の反動でプラス6.2%に回復すると予測していますが、新型コロナウイルスの感染拡大が長引けば、金融不安などで経済が下振れする可能性もあるとしています。
ソース:NHK ニュース