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ウイルス対策は「ホッケーとウオツカ」 危機感薄いベラルーシ
2020-04-04 15:02:03

新型コロナウイルス感染拡大で世界各国が国境封鎖や行動制限に乗り出すなか、旧ソ連構成国のベラルーシでは通常の生活が続き、ルカシェンコ大統領は「ホッケーとウオツカ、サウナ」が一番の薬だと主張しました。
ベラルーシではレストランや公園、バーが閉鎖されることもなく、スポーツの試合には多くの観客が集まります。欧州サッカー界でプロリーグの試合が軒並み中止に追い込まれるなかで、同国のプレミアリーグだけは継続中です。
ルカシェンコ氏自身も公の場に堂々と登場し、28日にはアイスホッケーの試合に出場しました。国営テレビのインタビューで「ひざまずいて生きるより立ったまま死ぬほうがいい」と言い放ち、「スポーツは最高。特に氷は実に効き目のある抗ウイルス剤だ」と説きました。
国内でこれまでに報告された感染者は94人、死者はゼロです。
ソース:NHK ニュース