ロボットを使つかって5000km離はなれた場所ばしょで手術しゅじゅつをする実験じっけん

愛知県あいちけんの大学だいがくとシンガポールの大学だいがくの間あいだで、手術しゅじゅつを手伝てつだうロボットを使つかった実験じっけんがありました。

藤田医科大学ふじたいかだいがくの教授きょうじゅたちが、シンガポール国立大学でロボットを動うごかしました。そして5000km以上いじょう離はなれた藤田医科大学ふじたいかだいがくに置おいた人工じんこうの胃いからがんを取とる手術しゅじゅつを行おこないました。

2つの場所ばしょは専用せんようのインターネットでつながっています。教授きょうじゅたちはロボットの動うごき方かたの速はやさや、正ただしく動うごいているかをチェックしていました。

手術しゅじゅつを行おこなった教授きょうじゅは「実験じっけんはうまくいきました。0.1秒びょうぐらい時間じかんの差さがありましたが、だんだん慣なれて問題もんだいはありませんでした」と話はなしました。藤田医科大学ふじたいかだいがくは、離はなれた場所ばしょの手術しゅじゅつを手伝てつだって、医療いりょうの技術ぎじゅつを高たかくすることに役やくに立たちたいと考かんがえています。

ソース：NHK ニュース