海うみに沈しずんだ車くるまから発見はっけん　親子おやこ5人にんの遺体いたいに外傷がいしょうなし　三重みえ

　15日にち、三重県南伊勢町みえけんみなみいせまちで、海うみに沈しずんだ車くるまから父親ちちおやと子こども4人にんの合あわせて5人にんの遺体いたいが見みつかり、警察けいさつは17日以降にちいこう、司法解剖しほうかいぼうを行おこない詳くわしい死因しいんを調しらべることにしています。

　警察けいさつによりますと、15日午前にちごぜん11時前じまえ、南伊勢町みなみいせまちで海うみに沈しずんだ車くるまの中なかから伊勢市いせしに住すむ自営業じえいぎょう・羽根正樹はねまさきさん（37）と、いずれも小学生しょうがくせいで7歳さいから12歳さいの子こども4人にんの合あわせて5人にんの遺体いたいが見みつかりました。

　5人にんは、11日にちの早朝そうちょうに出掛でかけ、13日にち、正樹まさきさんの妻つまから「夫おっとと子こどもが帰宅きたくしない」と警察けいさつに届とどけ出でがありました。

　車くるまは水深すいしんおよそ5メートルの海底かいていに沈しずんでいて、5人にんに目立めだった外傷がいしょうはありませんでした。

　車くるまは柵しがらみのない岸壁がんぺきから転落てんらくしたとみられ、車内しゃないからは釣つりの道具どうぐが見みつかっています。

　警察けいさつは17日以降にちいこう、司法解剖しほうかいぼうを行おこない詳くわしい死因しいんを調しらべる方針ほうしんです。

ソース：NHK ニュース