再さい来年らいねん春はるの朝ドラあさどら「あんぱん」 漫画まんが家かやなせたかしさんモデル

再さい来年らいねんの春はるから放送ほうそうされるNHKの連続れんぞくテレビ小説しょうせつは、「アンパンマン」の作者さくしゃとして知しられる漫画まんが家か、やなせたかしさんをモデルに、気弱きよわで自信じしんがない主人公しゅじんこうと、それを持ち前もちまえの行動こうどう力りょくで励はげまし続つづけた妻つまが「アンパンマン」にたどりつくまでを描えがく、「あんぱん」に決きまりました。

112作さく目めとなる連続れんぞくテレビ小説しょうせつ「あんぱん」は、やなせたかしさんと妻つまの小松こまつ暢とおるさんをモデルにしながら、戦前せんぜんから戦後せんごの激動げきどうの時代じだいを生いきた波乱はらん万丈ばんじょうの物語ものがたりとして大胆だいたんに再さい構成こうせいしたオリジナルの物語ものがたりです。

戦争せんそうをくぐり抜くぐりぬけた主人公しゅじんこうが漫画まんが家かを目指めざすために上京じょうきょうし、貧まずしい暮くらしのなか、自信じしんや生いきる意味いみを見失みうしないながらも、行動こうどう力りょくと好奇こうき心しんにあふれた妻つまに励はげまされ、逆境ぎゃっきょうや失敗しっぱいを乗り越のりこえて、晩年ばんねん、「アンパンマン」にたどりつくまでを描えがきます。

脚本きゃくほんは、連続れんぞくテレビ小説しょうせつ「花子はなことアン」や大河ドラマたいがどらま「西郷さいごうどん」などを手てがけてきた中園なかそのミホさんが担当たんとうし、ヒロイン役やくはオーディションで選えらばれるということです。

中園なかそのさんは、「『正義まさよしは逆転ぎゃくてんすることがある。じゃあ、逆転ぎゃくてんしない正義せいぎとは何なにか？飢うえて死しにそうな人ひとがいれば、一いち切きれのパンをあげることだ』。これはアンパンマンの神髄しんずいであり、2人にんが逆境ぎゃっきょうや失敗しっぱいをいくつも乗り越のりこえて、つかんだ人生じんせいのテーマです。戦後せんご80年ねんにあたる2025年ねん、2人にんのお話おはなしを書かかせていただけることに、今いま、私わたしは幼おさない頃ころのように胸むねを高鳴たかならせています。ドキンドキンとー」などとコメントを寄よせています。

連続れんぞくテレビ小説しょうせつ「あんぱん」は、来年らいねんの秋あきから撮影さつえいが行おこなわれる予定よていで、再さい来年らいねんの春はるに放送ほうそうが始はじまります。

ソース：NHK ニュース