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スキージャンプ女子W杯 高梨 最終戦も優勝 通算55勝目
2018-03-25 14:19:10
スキージャンプ女子のワールドカップで、男女を通じた最多優勝記録を更新した高梨沙羅選手が25日、ドイツで行われた最終戦で優勝し、通算55勝目を挙げ、ワールドカップ2連勝でシーズンを締めくくりました。
ピョンチャンオリンピックで銅メダルを獲得した高梨選手は、24日、ドイツで行われたワールドカップで通算54勝目を挙げ、男女を通じた最多優勝記録を更新しました。
高梨選手は、25日も同じ会場で行われた最終戦に出場し、1回目に99メートルを飛び、着地も決めて全体トップの飛型点をマークしてトップに立ちました。
そして、2回目は102メートル50に飛距離を伸ばして合計ポイントを250.4とし、通算55勝目を挙げて、自身の持つワールドカップの優勝記録を更新しました。
高梨選手は、今シーズンの総合順位では3位と3シーズンぶりに総合優勝を逃しましたが、終盤に調子を上げて2連勝でシーズンを締めくくりました。この試合の2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ・シュトルツ選手、3位はオリンピック金メダリストのノルウェーのマーレン・ルンビ選手でした。
日本勢では、勢藤優花選手が自己最高の4位に入り、伊藤有希選手が6位、岩渕香里選手が22位でした。
高梨選手は、25日も同じ会場で行われた最終戦に出場し、1回目に99メートルを飛び、着地も決めて全体トップの飛型点をマークしてトップに立ちました。
そして、2回目は102メートル50に飛距離を伸ばして合計ポイントを250.4とし、通算55勝目を挙げて、自身の持つワールドカップの優勝記録を更新しました。
高梨選手は、今シーズンの総合順位では3位と3シーズンぶりに総合優勝を逃しましたが、終盤に調子を上げて2連勝でシーズンを締めくくりました。この試合の2位はオーストリアのダニエラ・イラシュコ・シュトルツ選手、3位はオリンピック金メダリストのノルウェーのマーレン・ルンビ選手でした。
日本勢では、勢藤優花選手が自己最高の4位に入り、伊藤有希選手が6位、岩渕香里選手が22位でした。
高梨選手「素直に喜びたい」
2連勝でシーズンを締めくくった高梨選手は「自分でも信じられない週末になった。シーズンの最後に調子を上げることができて、すごくうれしいし、55勝目を素直に喜びたい」と振り返りました。
3シーズンぶりに総合優勝を逃した今シーズンについては「もどかしい部分もあったが、最後にようやく自分の頭と体がリンクした。シーズンを通して好調を続けないとタイトルは獲得できないので、来シーズンはそこを目指したい」と話していました。
3シーズンぶりに総合優勝を逃した今シーズンについては「もどかしい部分もあったが、最後にようやく自分の頭と体がリンクした。シーズンを通して好調を続けないとタイトルは獲得できないので、来シーズンはそこを目指したい」と話していました。
勢藤選手「いい結果が出せてよかった」
最終戦で自己最高の4位に入った勢藤選手は「悔しいシーズンだったが、最終戦でいい結果を出せてよかった。たくさんの人に支えてもらっていろいろなことを学ぶことができたので、この経験を来シーズンに生かしたい」と話していました。
伊藤選手「感謝の気持ちでいっぱい」
最終戦を6位で終えた伊藤選手は「無事にシーズンを終えることができて、今は感謝の気持ちでいっぱいだ」と振り返りました。
そのうえで、ピョンチャンオリンピックでは9位に終わるなど、本来の力を出し切れなかった今シーズンについては「たくさんのサポートをしてもらったが、皆さんに喜んでもらえるようなジャンプができなかった。来シーズンはしっかりトレーニングしてまた戦っていきたい」と話していました。
そのうえで、ピョンチャンオリンピックでは9位に終わるなど、本来の力を出し切れなかった今シーズンについては「たくさんのサポートをしてもらったが、皆さんに喜んでもらえるようなジャンプができなかった。来シーズンはしっかりトレーニングしてまた戦っていきたい」と話していました。
岩渕選手「トレーニング積みたい」
最終戦は22位だった岩渕選手は「今シーズンは安定してある程度の順位を出せるようになったことは、去年よりステップアップした点だが、そこから抜け出すために何かが必要だと実感した。大きいジャンプを1回で出せるようにトレーニングを積んでいきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース