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おりでの監禁は約25年 過去に市が訪問も気付かずか
2018-04-07 20:19:05

兵庫県三田市で、障害のある42歳の長男を自宅敷地内のプレハブ小屋のおりに監禁したとして父親が逮捕された事件で、おりでの生活は25年ほどに上り、市の職員が10年以上前に相談を受けて自宅を訪ねていましたが、監禁には気付かなかったとみられることがわかりました。市は当時の対応に問題がなかったか調べています。
兵庫県三田市の山崎喜胤容疑者(73)は、障害のある42歳の長男を自宅敷地内のプレハブ小屋のおりに閉じ込めたとして、7日、監禁の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、長男は、25年ほど前から、畳1畳分の広さしかない高さ1メートルほどのおりの中で生活させられていたということで、山崎容疑者は市に対し「暴れるので閉じ込めた」と説明していたということです。
ことし1月、妻の介護について福祉関係者に相談した際に、長男を閉じ込めていることを打ち明け事件が発覚しましたが、10年以上前にも家族について市に相談していたことがわかりました。
市の職員が自宅を訪ねましたが、この時は長男がおりに入れられていることに気付かなかったとみられるということで、市は当時の対応に問題がなかったか調べています。
警察によりますと、長男は、25年ほど前から、畳1畳分の広さしかない高さ1メートルほどのおりの中で生活させられていたということで、山崎容疑者は市に対し「暴れるので閉じ込めた」と説明していたということです。
ことし1月、妻の介護について福祉関係者に相談した際に、長男を閉じ込めていることを打ち明け事件が発覚しましたが、10年以上前にも家族について市に相談していたことがわかりました。
市の職員が自宅を訪ねましたが、この時は長男がおりに入れられていることに気付かなかったとみられるということで、市は当時の対応に問題がなかったか調べています。
ソース:NHK ニュース