Show Furigana
14年前の女子高校生殺害事件 指紋など一致 30代男を逮捕へ 広島
2018-04-12 20:26:59
14年前、広島県廿日市市で当時17歳の女子高校生が殺害された事件で、現場に残されていた指紋やDNA型が別の暴行事件で書類送検された山口県内に住む30代の男のものと一致したことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は事件に関わった疑いがあるとして殺人の疑いで男の逮捕状を取り、容疑が固まりしだい逮捕する方針です。
逮捕状が出ているのは山口県内に住む30代の男です。
平成16年10月、広島県廿日市市で高校2年生だった北口聡美さん(当時17)が自宅で男に刃物で刺されて殺害され、聡美さんの祖母も大けがをしました。
警察は、目撃された若い男の似顔絵を公開し、現場に残されていた指紋やDNAをほかの事件の容疑者と照合するなどして捜査を進めてきました。
その結果、別の暴行事件で書類送検された山口県内に住む30代の男の指紋とDNA型が現場に残されていたものと一致し、事件に関わった疑いがあるとして殺人の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は容疑が固まりしだい男を逮捕する方針で、今後、本格的に取り調べて事件の動機や詳しいいきさつについて調べを進めることにしています。
平成16年10月、広島県廿日市市で高校2年生だった北口聡美さん(当時17)が自宅で男に刃物で刺されて殺害され、聡美さんの祖母も大けがをしました。
警察は、目撃された若い男の似顔絵を公開し、現場に残されていた指紋やDNAをほかの事件の容疑者と照合するなどして捜査を進めてきました。
その結果、別の暴行事件で書類送検された山口県内に住む30代の男の指紋とDNA型が現場に残されていたものと一致し、事件に関わった疑いがあるとして殺人の疑いで逮捕状を取ったことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は容疑が固まりしだい男を逮捕する方針で、今後、本格的に取り調べて事件の動機や詳しいいきさつについて調べを進めることにしています。
目撃 指紋 DNA…続いた捜査
北口聡美さんは数学が得意で大学進学を目指していた明るい性格の女の子でした。
事件が起きたのは平成16年10月5日。
聡美さんは試験のためいつもより早い午後2時ごろに帰宅し、自宅離れの2階にある自分の部屋で休んでいたところ、男に刃物で刺されて殺害されました。
悲鳴を聞いて隣の母屋から家族が駆けつけ、犯人の男と鉢合わせになり、妹はその場から逃げましたが、祖母が襲われ大けがをしました。
警察は家族の証言をもとに作成した似顔絵を公開。
犯人と見られる男は家族以外にも目撃されていました。
事件が起きた午後3時ごろ、母屋の玄関に立つ男を車のドライバーが目撃。
男の腹には血液と見られるしみが付いていたといいます。
現場の前の国道をバイクが逆走するのを見たといった情報もありました。
男は足跡や指紋などを複数残していました。
現場の自宅離れの入り口のドアノブには、後ろ手にドアを閉める形で男の左手の親指と見られる指紋が残され、壁の電気スイッチには血のついた掌紋が残されていました。
さらに聡美さんの爪に残されていた犯人の皮膚からDNAを検出。
警察は目撃情報をもとに聞き込みなどを続け、現場に残されていた指紋やDNAの型をほかの事件の容疑者と照合するなど、これまでに延べおよそ30万人の捜査員を動員して捜査を進めてきました。
事件が起きたのは平成16年10月5日。
聡美さんは試験のためいつもより早い午後2時ごろに帰宅し、自宅離れの2階にある自分の部屋で休んでいたところ、男に刃物で刺されて殺害されました。
悲鳴を聞いて隣の母屋から家族が駆けつけ、犯人の男と鉢合わせになり、妹はその場から逃げましたが、祖母が襲われ大けがをしました。
警察は家族の証言をもとに作成した似顔絵を公開。
犯人と見られる男は家族以外にも目撃されていました。
事件が起きた午後3時ごろ、母屋の玄関に立つ男を車のドライバーが目撃。
男の腹には血液と見られるしみが付いていたといいます。
現場の前の国道をバイクが逆走するのを見たといった情報もありました。
男は足跡や指紋などを複数残していました。
現場の自宅離れの入り口のドアノブには、後ろ手にドアを閉める形で男の左手の親指と見られる指紋が残され、壁の電気スイッチには血のついた掌紋が残されていました。
さらに聡美さんの爪に残されていた犯人の皮膚からDNAを検出。
警察は目撃情報をもとに聞き込みなどを続け、現場に残されていた指紋やDNAの型をほかの事件の容疑者と照合するなど、これまでに延べおよそ30万人の捜査員を動員して捜査を進めてきました。
ソース:NHK ニュース