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被災地に巨大な菜の花の迷路 福島 南相馬
2018-04-28 06:59:23

東日本大震災の津波で大きな被害を受けた福島県南相馬市の沿岸部に、地元の住民らによる巨大な菜の花の迷路がことしも完成し、多くの親子連れが訪れています。
震災の津波で77人が犠牲になった南相馬市原町区の萱浜地区では、地元の住民やボランティアが地域に笑顔を取り戻そうと毎年、巨大な菜の花の迷路を作り大型連休に合わせて開放しています。
去年の3倍近いおよそ2.2ヘクタールの農地に植えられた菜の花はちょうど見頃を迎え、オープン初日の28日、親子連れなど多くの人が訪れました。
迷路には難易度の違う2つのコースがあり、子どもたちは背丈ほどの高さに育った黄色い菜の花の間を元気に走り回っていました。
地元の小学1年の男の子は、「行けなさそうなのに行けるところがあって、迷ったけど楽しかったです。菜の花もすごくきれいでした」と話していました。
企画したグループの代表で、津波で家族4人を亡くした上野敬幸さんは、「震災直後は涙しかなかったような場所ですが、この迷路を通して少しでも笑顔が戻れば亡くなった人も喜んでくれると思います」と話していました。
菜の花の迷路は来月6日まで毎日開放され、5日と6日には写真教室も開かれるということです。
去年の3倍近いおよそ2.2ヘクタールの農地に植えられた菜の花はちょうど見頃を迎え、オープン初日の28日、親子連れなど多くの人が訪れました。
迷路には難易度の違う2つのコースがあり、子どもたちは背丈ほどの高さに育った黄色い菜の花の間を元気に走り回っていました。
地元の小学1年の男の子は、「行けなさそうなのに行けるところがあって、迷ったけど楽しかったです。菜の花もすごくきれいでした」と話していました。
企画したグループの代表で、津波で家族4人を亡くした上野敬幸さんは、「震災直後は涙しかなかったような場所ですが、この迷路を通して少しでも笑顔が戻れば亡くなった人も喜んでくれると思います」と話していました。
菜の花の迷路は来月6日まで毎日開放され、5日と6日には写真教室も開かれるということです。
ソース:NHK ニュース