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メーデーのデモで過激グループ暴徒化 パリ
2018-05-01 19:52:23

メーデーの1日、フランスのパリでは労働者などによる恒例のデモが予定されていましたが、覆面をした1000人を超える過激なグループが暴徒化し、治安部隊が出動して鎮圧にあたる事態となり、市内中心部は一時騒然となりました。
メーデーの1日、パリ中心部では労働組合などによる恒例のデモが予定されていて、およそ2万人が集まり市内を行進することになっていました。
しかし、行進の開始と同時に、およそ1200人の覆面をした過激なグループが先頭に繰り出し、火炎瓶や鉄パイプを使って商店や駐車してあった車などを次々に破壊しました。
このため、治安部隊が出動して、催涙弾を発射したり放水したりして鎮圧に乗り出し、市内中心部で数時間にわたって激しい衝突が相次ぎました。
警察によりますと、これまでに警察官など4人がけがをし、およそ200人が身柄を拘束されたということです。
コロン内相はツイッターに「メーデーとは無関係な暴力に強く抗議する」と投稿したほか、パリのイダルゴ市長も「彼らのただ一つの目的は混乱を広めることだ」と投稿し、強く非難しました。
フランスではこのところ、マクロン政権の国鉄改革に反対するデモなどが各地で行われていましたが、これほど大勢の過激なグループがデモに紛れ込み暴徒化するのは異例で、地元のメディアは「労働者のデモが暴徒にのっとられた」と大きく伝えています。
しかし、行進の開始と同時に、およそ1200人の覆面をした過激なグループが先頭に繰り出し、火炎瓶や鉄パイプを使って商店や駐車してあった車などを次々に破壊しました。
このため、治安部隊が出動して、催涙弾を発射したり放水したりして鎮圧に乗り出し、市内中心部で数時間にわたって激しい衝突が相次ぎました。
警察によりますと、これまでに警察官など4人がけがをし、およそ200人が身柄を拘束されたということです。
コロン内相はツイッターに「メーデーとは無関係な暴力に強く抗議する」と投稿したほか、パリのイダルゴ市長も「彼らのただ一つの目的は混乱を広めることだ」と投稿し、強く非難しました。
フランスではこのところ、マクロン政権の国鉄改革に反対するデモなどが各地で行われていましたが、これほど大勢の過激なグループがデモに紛れ込み暴徒化するのは異例で、地元のメディアは「労働者のデモが暴徒にのっとられた」と大きく伝えています。
ソース:NHK ニュース