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マリナーズ イチロー 今季試合に出場せず 特別アドバイザー就任
2018-05-03 17:28:22

大リーグ、マリナーズは3日、44歳のイチロー選手が球団の特別アドバイザーに就任し、今シーズンは今後試合に出場せず、チームをサポートする役割に専念すると発表しました。イチロー選手は、出場選手登録の枠から外れたあともほかの選手と一緒に練習を続け、関係者によりますと、来シーズン以降は試合への出場が可能な契約内容になっているということです。
44歳のイチロー選手は、マリナーズでことし3月のキャンプ中に外野手のけが人が相次いだことから、今シーズンの1年契約を結び、古巣のマリナーズに復帰しました。
しかし、外野手のレギュラーの選手がけがから復帰したことなどからイチロー選手の試合出場の機会が減り、去就が注目されていました。
こうした中、マリナーズは3日、イチロー選手が3日から球団の特別アドバイザーに就任し、今シーズンは出場選手登録の枠から外れて、試合に出場しないことを発表しました。
一方で、イチロー選手は登録の枠を外れたあともほかの選手たちと一緒に練習しながら、チームをサポートする役割を担うということです。
関係者によりますと、来シーズン以降は試合への出場が可能な契約内容になっているということです。
こうした契約内容は大リーグでは異例で、マリナーズとしてはけが人などで急きょ、選手の補強が必要になった場合、イチロー選手を起用できるようにしておくメリットがあります。
少なくとも50歳までは現役でのプレーを目指すと公言しているイチロー選手にとっても、長くプレーを続けていく環境ができることになり、両者の思惑が一致しての契約と見られます。
44歳のイチロー選手は今シーズン、大リーグで現役最年長の野手としてプレーし、現地5月2日までに、15試合に出場して44打数9安打、打率2割5厘の成績となっています。

しかし、外野手のレギュラーの選手がけがから復帰したことなどからイチロー選手の試合出場の機会が減り、去就が注目されていました。
こうした中、マリナーズは3日、イチロー選手が3日から球団の特別アドバイザーに就任し、今シーズンは出場選手登録の枠から外れて、試合に出場しないことを発表しました。
一方で、イチロー選手は登録の枠を外れたあともほかの選手たちと一緒に練習しながら、チームをサポートする役割を担うということです。
関係者によりますと、来シーズン以降は試合への出場が可能な契約内容になっているということです。
こうした契約内容は大リーグでは異例で、マリナーズとしてはけが人などで急きょ、選手の補強が必要になった場合、イチロー選手を起用できるようにしておくメリットがあります。
少なくとも50歳までは現役でのプレーを目指すと公言しているイチロー選手にとっても、長くプレーを続けていく環境ができることになり、両者の思惑が一致しての契約と見られます。
44歳のイチロー選手は今シーズン、大リーグで現役最年長の野手としてプレーし、現地5月2日までに、15試合に出場して44打数9安打、打率2割5厘の成績となっています。
大谷翔平との対戦は実現せず
イチロー選手が所属するマリナーズは今月4日から本拠地シアトルで、大谷翔平選手のエンジェルスと3連戦に臨みます。大谷選手は順調に調整が進めば、6日(日本時間の7日)に登板する見通しで、イチロー選手との初めての対戦が注目されていましたが、この対戦は実現しないことになりました。
44歳で大リーグ最年長野手

イチロー選手は、昨シーズンかぎりで3年間所属したマーリンズからフリーエージェントとなり、2012年途中まで在籍したマリナーズに6年ぶりに復帰しました。
44歳で大リーグ最年長野手として臨んだ今シーズンは、3月29日の開幕戦に9番・レフトで先発出場し、2打数ノーヒットでしたが、続く開幕2戦目で今シーズン初ヒットを打ったほか、守備でも好プレーを見せるなど存在感を発揮しました。
しかしその後は先発出場しても結果を残せない試合が続いたほか、シーズン前にけがで戦列を離れていた選手が復帰したことなどから出場機会が減っていました。
44歳で大リーグ最年長野手として臨んだ今シーズンは、3月29日の開幕戦に9番・レフトで先発出場し、2打数ノーヒットでしたが、続く開幕2戦目で今シーズン初ヒットを打ったほか、守備でも好プレーを見せるなど存在感を発揮しました。
しかしその後は先発出場しても結果を残せない試合が続いたほか、シーズン前にけがで戦列を離れていた選手が復帰したことなどから出場機会が減っていました。
ソース:NHK ニュース