奈良市ならしのお寺てらの仏像ぶつぞうにたくさんの巻物まきものなどが入はいっていた

奈良市ならしの法華寺ほっけじというお寺てらには、「文殊もんじゅ菩薩ぼさつ坐像ざぞう」という仏像ぶつぞうがあります。高たかさは７３ｃｍで、１３世紀せいきにつくられました。

奈良国立博物館ならこくりつはくぶつかんは、Ｘ線せんを使つかってこの仏像ぶつぞうの中なかを調しらべました。その結果けっか、頭あたまやおなかの中なかに、長ながい紙かみを巻まいた巻物まきものなどが１８０個こぐらい入はいっていることがわかりました。今いままでに中なかに入はいっている物ものを出だしたことはなくて、仏像ぶつぞうをつくったときのまま残のこっていると考かんがえられています。

奈良国立博物館ならこくりつはくぶつかんは、仏像ぶつぞうの中なかにこんなにたくさんの物ものが入はいっていることがわかったのは珍めずらしいと言いっています。

この仏像ぶつぞうは、今月こんげつ８日ようかから２７日にちまでは奈良国立博物館ならこくりつはくぶつかんで見みせています。

ソース：NHK ニュース