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「キム委員長が再び訪中の可能性」韓国メディア
2018-05-08 06:26:26

中国東北部、大連の国際空港に8日午後、北朝鮮国営のコリョ(高麗)航空の航空機1機が着陸したのをNHKの取材班が確認しました。大連では要人の訪問をうかがわせる動きが見られ、韓国メディアは、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長がことし3月に続いて再び訪中した可能性が高まっている、などと伝えています。
中国東北部・遼寧省の大連では7日から市内の迎賓館に続く道路で交通規制が敷かれ、黒塗りの車が列をなして走る様子が目撃されたほか、8日も迎賓館の数キロ先から通行止めとなっており、道路沿いには大勢の警察官が配置されています。
また、大連の国際空港では7日の日中、航空機の離着陸が一時制限されるなど、要人の訪問をうかがわせる動きが見られる中、日本時間の8日午後1時半すぎ、北朝鮮国営のコリョ航空の航空機1機が着陸したのをNHKの取材班が確認しました。大連と北朝鮮を結ぶ定期便はありません。
これに先立って、韓国の通信社、連合ニュースは8日、北朝鮮消息筋の話として「北朝鮮の最高位級の要人がきのう専用機で大連に到着し、中国側と接触している。接遇の状況などからキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が再び訪中した可能性が高まっている」と伝えていました。
韓国の公共放送KBSも正午のニュースで、北朝鮮消息筋の話として「中国初の国産空母の試験航行を前に、北朝鮮の高位級の要人を大連に招いた可能性もある。習近平国家主席がキム委員長と会談したのではないかという臆測が流れている」と伝えています。
こうした報道を受けて韓国大統領府は「相当な重きを置いて鋭意注視している」としていて、史上初の米朝首脳会談を控える中、中朝両国の首脳がことし3月に続いて再び会談を行ったのかどうかに関心が集まっています。
また、大連の国際空港では7日の日中、航空機の離着陸が一時制限されるなど、要人の訪問をうかがわせる動きが見られる中、日本時間の8日午後1時半すぎ、北朝鮮国営のコリョ航空の航空機1機が着陸したのをNHKの取材班が確認しました。大連と北朝鮮を結ぶ定期便はありません。
これに先立って、韓国の通信社、連合ニュースは8日、北朝鮮消息筋の話として「北朝鮮の最高位級の要人がきのう専用機で大連に到着し、中国側と接触している。接遇の状況などからキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が再び訪中した可能性が高まっている」と伝えていました。
韓国の公共放送KBSも正午のニュースで、北朝鮮消息筋の話として「中国初の国産空母の試験航行を前に、北朝鮮の高位級の要人を大連に招いた可能性もある。習近平国家主席がキム委員長と会談したのではないかという臆測が流れている」と伝えています。
こうした報道を受けて韓国大統領府は「相当な重きを置いて鋭意注視している」としていて、史上初の米朝首脳会談を控える中、中朝両国の首脳がことし3月に続いて再び会談を行ったのかどうかに関心が集まっています。
韓国外務省「動向を綿密に把握している」
韓国外務省のノ・ギュドク(魯圭悳)報道官は8日午後の記者会見で、「韓国政府は、関連の動向を綿密に把握している最中で、中国と北からも公式発表がない状況なので申し上げることはない。ただ、朝鮮半島情勢について、韓国と中国は緊密に協力している」と述べるにとどまりました。
ソース:NHK ニュース