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パリ5人殺傷事件 容疑者はチェチェン共和国出身の男か
2018-05-13 07:59:55

フランスのパリ中心部で通行人たちが男に刃物で刺され、男性1人が死亡、4人がけがをした事件について、現地メディアは警察が射殺した容疑者は、ロシア南部のチェチェン共和国出身の20代前半の男で、両親から詳しい事情を聴いていると伝えています。
フランスのパリ中心部の観光名所、オペラ座近くの路上で12日、通行人たちが男に突然、刃物で首などを刺され、29歳の男性1人が死亡、4人がけがをしました。
男は警察官に銃で撃たれて死亡し、検察によりますと、犯行当時、アラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたということで、検察はテロの可能性もあると見て捜査しています。
容疑者について、現地のメディアは、捜査関係者の話としてロシア南部のチェチェン共和国出身の20代前半の男で、現在、両親から詳しい事情を聴いていると伝えています。
事件のあと、過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるメディアが「作戦を実行したのはISの戦士だ」と伝えましたが、男とISの関係は明らかになっていません。
現場は日本料理店が多く集まる地域ですが、パリの日本大使館によりますと、日本人は事件に巻き込まれていないということです。
フランスでは3年前に130人が犠牲になったパリの同時テロ事件以降、厳戒態勢がしかれてきましたが、ことし3月にも南部のカルカソンヌなどで4人が殺害されるテロ事件があり、繰り返される凶悪な事件に衝撃が広がっています。
男は警察官に銃で撃たれて死亡し、検察によりますと、犯行当時、アラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたということで、検察はテロの可能性もあると見て捜査しています。
容疑者について、現地のメディアは、捜査関係者の話としてロシア南部のチェチェン共和国出身の20代前半の男で、現在、両親から詳しい事情を聴いていると伝えています。
事件のあと、過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのあるメディアが「作戦を実行したのはISの戦士だ」と伝えましたが、男とISの関係は明らかになっていません。
現場は日本料理店が多く集まる地域ですが、パリの日本大使館によりますと、日本人は事件に巻き込まれていないということです。
フランスでは3年前に130人が犠牲になったパリの同時テロ事件以降、厳戒態勢がしかれてきましたが、ことし3月にも南部のカルカソンヌなどで4人が殺害されるテロ事件があり、繰り返される凶悪な事件に衝撃が広がっています。
ソース:NHK ニュース