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拉致家族が早期帰国訴え 米朝会談控え
2018-05-18 20:13:12

史上初の米朝首脳会談を来月に控え、拉致被害者の家族が18日夜、集会に出席し、すべての被害者の帰国に向けた北朝鮮の決断と日本政府の戦略的な取り組みを求めました。
この中で拉致被害者、横田めぐみさんの弟の拓也さん(49)は来月に迫った史上初の米朝首脳会談に触れ、「キム・ジョンウン(金正恩)委員長には、またとないこの機会を捉え、安全保障の問題とともに拉致問題の解決を図ってほしい。私たち家族にとっても最後のチャンスだし、キム委員長にとってもチャンスだと認識してもらいたい」と話しました。
そのうえで「日本政府には被害者が帰国できるための戦略を練っていただきたい。段階的な解決ではなく、すべての被害者の一括帰国に向け強い交渉に出てほしい」と求めました。
集会には、めぐみさんの母親の早紀江さん(82)も出席し「北朝鮮が被害者を帰してくれさえすれば信頼を取り戻せるし、支援も行くようになります。私たちは体も神経もすり減って具合もよくありません。キム委員長の心が変わり、悪の思いが和らいで、平和な方向へ向かっていくことを祈っています」と話しました。
そのうえで「日本政府には被害者が帰国できるための戦略を練っていただきたい。段階的な解決ではなく、すべての被害者の一括帰国に向け強い交渉に出てほしい」と求めました。
集会には、めぐみさんの母親の早紀江さん(82)も出席し「北朝鮮が被害者を帰してくれさえすれば信頼を取り戻せるし、支援も行くようになります。私たちは体も神経もすり減って具合もよくありません。キム委員長の心が変わり、悪の思いが和らいで、平和な方向へ向かっていくことを祈っています」と話しました。
ソース:NHK ニュース