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佐川前局長 部下とともに改ざん部分決めていた 週明けにも処分へ
2018-05-31 19:29:22

森友学園をめぐる財務省の決裁文書の改ざんで、当時の担当局長だった佐川宣寿前理財局長が部下の原案をもとにどこを改ざんするか具体的に決めていたことが内部調査でわかりました。財務省は、佐川氏が改ざんを指示していたと判断し、週明けにも処分を行う方針です。
財務省は、決裁文書の改ざんが誰の指示で行われていたのか、内部調査を進め、森友学園の問題が国会で取り上げられた去年2月頃の状況が、職員の証言で明らかになりました。
関係者によりますと国有地の売却に関する決裁文書をどう改ざんするか、原案をつくったのは佐川氏の部下にあたる理財局の職員で、局長室で佐川氏に相談したということです。
佐川氏は原案をもとに部下とともに改ざんする部分を具体的に決めていったということです。その結果、最終的に決裁文書の改ざんは、300か所以上に上りました。
佐川氏は、改ざんをみずから指示していたかどうかについては、国会の証人喚問で「刑事訴追の可能性」を理由に明らかにしていません。
ただ財務省は、こうした証言などから佐川氏が、当時の理財局のトップとして改ざんを指示していたと判断しています。
財務省は、週明けの4日にも内部調査の結果を発表し、佐川氏を含む幹部職員らの処分を行う方針です。
関係者によりますと国有地の売却に関する決裁文書をどう改ざんするか、原案をつくったのは佐川氏の部下にあたる理財局の職員で、局長室で佐川氏に相談したということです。
佐川氏は原案をもとに部下とともに改ざんする部分を具体的に決めていったということです。その結果、最終的に決裁文書の改ざんは、300か所以上に上りました。
佐川氏は、改ざんをみずから指示していたかどうかについては、国会の証人喚問で「刑事訴追の可能性」を理由に明らかにしていません。
ただ財務省は、こうした証言などから佐川氏が、当時の理財局のトップとして改ざんを指示していたと判断しています。
財務省は、週明けの4日にも内部調査の結果を発表し、佐川氏を含む幹部職員らの処分を行う方針です。
ソース:NHK ニュース