18歳さいで養育よういく費ひ打ち切うちきり？シングルマザーに新あらたな悩なやみか

厚生こうせい労働ろうどう省しょうの委託いたくを受うけてひとり親しん世帯せたいから養育よういく費ひについての相談そうだんを受け付うけつけている東京とうきょう 豊島としま区くの「養育よういく費ひ相談そうだん支援しえんセンター」には年間ねんかん6500件けんほどの相談そうだんが寄よせられていますが、最近さいきんは成人せいじん年齢ねんれいの引き下ひきさげに関連かんれんした相談そうだんが増ふえているということです。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうのおととしの調査ちょうさによりますと、父親ちちおやとの間まで養育よういく費ひの支払しはらいを取り決とりきめた母子ぼし世帯せたいのうち、実際じっさいに支払しはらいを受うけているのはおよそ半数はんすうにとどまっているということで、センターでは成人せいじん年齢ねんれいの引き下ひきさげによって18歳さいで支払しはらいの打ち切うちきりを求もとめられるケースが増ふえるのではないかとみています。

養育よういく費ひ相談そうだん支援しえんセンターの山崎やまざき朋とも亮あきら所長しょちょうは「18歳さいになったあとも養育よういく費ひを払はらうかどうか、親おやどうしの意見いけんが対立たいりつするケースはこれから増ふえるのではないか。引き下ひきさげに伴ともなう若者わかものの保護ほごや福祉ふくしに関にかんする影響えいきょうについても今後こんご、議論ぎろんが必要ひつようだと思おもう」と話はなしています。

ソース：NHK ニュース