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トランプ大統領 新たな対中国制裁発動を承認 米メディア報道
2018-06-15 01:54:56

アメリカのトランプ大統領が、知的財産権の侵害を理由にして中国の幅広い輸入品に高い関税を課す、新たな制裁措置の発動を承認したと、アメリカのメディアが伝えました。関税をかける輸入品の最終リストを、15日に公表する見通しだとしています。
トランプ政権は、ことし4月中国が知的財産権を侵害しているとして、通商法301条に基づいて、幅広い輸入品に25%の関税を課す制裁措置の原案を公表し、中国側と協議を続けてきました。
これについて、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルをはじめ、複数のメディアが14日、トランプ大統領が制裁措置の発動を承認したと伝えました。
実際に、いつ措置を発動するのかは不透明だとしていますが、通商代表部が関税をかける輸入品の最終リストを15日に公表し、来週、官報に載せる見通しだとしています。
貿易赤字の削減を目指すトランプ政権は、中国に対して、すでに安全保障上の脅威を理由に、鉄鋼やアルミニウムに高い関税を課す輸入制限措置をとっています。新たな制裁措置を発動すれば、中国側が強く反発することは避けられないため、米中の貿易摩擦はさらに激しくなりそうです。
これについて、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルをはじめ、複数のメディアが14日、トランプ大統領が制裁措置の発動を承認したと伝えました。
実際に、いつ措置を発動するのかは不透明だとしていますが、通商代表部が関税をかける輸入品の最終リストを15日に公表し、来週、官報に載せる見通しだとしています。
貿易赤字の削減を目指すトランプ政権は、中国に対して、すでに安全保障上の脅威を理由に、鉄鋼やアルミニウムに高い関税を課す輸入制限措置をとっています。新たな制裁措置を発動すれば、中国側が強く反発することは避けられないため、米中の貿易摩擦はさらに激しくなりそうです。
ソース:NHK ニュース