Show Furigana
学校のブロック塀 緊急点検を要請へ 文部科学相
2018-06-19 01:33:03

18日の地震で、大阪・高槻市で小学4年生の女子児童が倒れたブロック塀に挟まれて亡くなったことを受けて、林文部科学大臣は全国の小中学校に危険なブロック塀がないか緊急点検を行うよう19日要請し、早急に実態を把握する考えを示しました。
18日の地震で、大阪・高槻市では寿栄小学校のプールのブロック塀が倒れ、登校中だった小学校4年生の三宅璃奈さんが死亡し、高槻市は倒れたブロック塀について、高さが基準を超えるなど建築基準法に適合していなかったと発表しました。
これについて林文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「建築基準法違反があったとすれば誠に遺憾だ」と述べました。
そのうえで林大臣は「全国の学校設置者に対し小中学校のブロック塀の点検を改めて緊急的に行うよう、きょう要請する。点検の進捗状況は今後できるだけ速やかに把握したい」と述べ、全国の小中学校に危険なブロック塀がないか早急に把握する考えを示しました。
これについて林文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、「建築基準法違反があったとすれば誠に遺憾だ」と述べました。
そのうえで林大臣は「全国の学校設置者に対し小中学校のブロック塀の点検を改めて緊急的に行うよう、きょう要請する。点検の進捗状況は今後できるだけ速やかに把握したい」と述べ、全国の小中学校に危険なブロック塀がないか早急に把握する考えを示しました。
国土交通相 注意喚起を行っていく考え
また石井国土交通大臣は、閣議のあとの記者会見で、全国の小中学校のブロック塀の点検を行うとともにほかのブロック塀の所有者に対しても、注意喚起を行っていく考えを示しました。
このなかで石井国土交通大臣は「今回のブロック塀が建築基準法に適合しているかは最終的には、地元の高槻市が判断することになるが、現場の映像を見るかぎり、基準に適合していない可能性が極めて高いと考えている」と述べました。
そのうえで、「文部科学省と連携して小中学校の塀の安全点検に取り組むとともに、今回の原因を把握したうえで、全国のブロック塀の所有者に対し、各自治体を通じて必要な注意喚起をしていく」と述べました。
このなかで石井国土交通大臣は「今回のブロック塀が建築基準法に適合しているかは最終的には、地元の高槻市が判断することになるが、現場の映像を見るかぎり、基準に適合していない可能性が極めて高いと考えている」と述べました。
そのうえで、「文部科学省と連携して小中学校の塀の安全点検に取り組むとともに、今回の原因を把握したうえで、全国のブロック塀の所有者に対し、各自治体を通じて必要な注意喚起をしていく」と述べました。
ソース:NHK ニュース