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手話しゅわたく意思いし疎通そつう 人気にんきしゃのゴリラ「ココ」死亡しぼう 46さい

2018-06-22 07:22:26

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手話しゅわあやつり、2000もの英語えいご単語たんご理解りかいしたとされた人気にんきしゃのゴリラが、飼育しいくされていたアメリカ研究けんきゅう施設しせつに、ことなる生物せいぶつコミュニケーション象徴しょうちょうとしてあらためて注目ちゅうもくされています。
このゴリラは「ココ」の愛称あいしょうしたしまれた46さいのメスのローランドゴリラです。

ココは、1971ねんにカリフォルニアしゅうのサンフランシスコ動物どうぶつえんまれ、日本にっぽん花火はなびにちなんで「ハナビコ」と名付なづけられ、いちさいのころから研究けんきゅう一環いっかんとして手話しゅわおそわりました。

その後そのご、みるみるうち手話しゅわ上達じょうたつさせ、最終さいしゅうてきには2000もの英語えいご単語たんご理解りかいしたとされ「動物どうぶつんだらどこか」とわれると「心地ここちよいあなさようなら」とこたえて、概念がいねんまで理解りかいしていたことが話題わだいとなりました。

また誕生たんじょうあたえられた子猫こねこ大切たいせついだきかかえる姿すがた人気にんきあつめ、子猫こねこ手話しゅわで「かなしい」「残念ざんねんなど感情かんじょう表現ひょうげんしました。

ココを飼育しいくしていたカリフォルニアしゅう営利えいり団体だんたい「ゴリラ基金ききん」によりますと、ココは19にちあさ研究けんきゅう施設しせつねむったままいき引き取ひきとっていたということです。

ゴリラ基金ききんは、ホームページで声明せいめい発表はっぴょうし「ことなる生物せいぶつコミュニケーション象徴しょうちょうとなり、おおくの人々ひとびと影響えいきょうあたえた」とココの生涯しょうがいをたたえました。
ソース:NHK ニュース