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はやぶさ2 小惑星軌道へ調整の最終段階作業
2018-06-24 03:27:07

日本の探査機「はやぶさ2」はあと3日ほどで目標の小惑星「リュウグウ」の軌道に到着する見通しで、JAXA=宇宙航空研究開発機構は24日、「はやぶさ2」の飛行コースを調整する最終段階の作業を公開しました。
4年前に打ち上げられた探査機「はやぶさ2」は、目標の小惑星「リュウグウ」に接近していて、あと3日ほどで小惑星から20キロの位置に到着する見通しです。
24日は、神奈川県相模原市にあるJAXA宇宙科学研究所で最終段階に入った「はやぶさ2」の管制の様子が公開されました。
担当者は「はやぶさ2」が撮影した「リュウグウ」の画像分析などから、最適な飛行コースを計算し、エンジンを細かく噴射する指令を電波で「はやぶさ2」に送る操作を行いました。そして、モニターでコースが変わったことを確認すると、笑顔をみせ、拍手をしていました。
JAXAが23日夜、最新のデータで位置を解析したところ「はやぶさ2」は「リュウグウ」からおよそ35キロの位置にいて、1秒間に8センチというとてもゆっくりとした速度で「リュウグウ」に近づいています。このあと2回、飛行コースを調整して「リュウグウ」の太陽を回る軌道に入り、そこからは20キロの位置を維持するということです。
JAXAの吉川真ミッションマネージャは「到着にむけては今回の変更は重要でした。成功してほっとしています。ただ、気を抜かず、しっかりと到着まで作業を行いたい」と話していました。
「はやぶさ2」が「リュウグウ」の軌道に無事到着すると、およそ2か月にわたって小惑星の表面などを詳しく観測し、その後、生命の起源を探るため着陸して岩石を採取する最重要ミッションに挑みます。
24日は、神奈川県相模原市にあるJAXA宇宙科学研究所で最終段階に入った「はやぶさ2」の管制の様子が公開されました。
担当者は「はやぶさ2」が撮影した「リュウグウ」の画像分析などから、最適な飛行コースを計算し、エンジンを細かく噴射する指令を電波で「はやぶさ2」に送る操作を行いました。そして、モニターでコースが変わったことを確認すると、笑顔をみせ、拍手をしていました。
JAXAが23日夜、最新のデータで位置を解析したところ「はやぶさ2」は「リュウグウ」からおよそ35キロの位置にいて、1秒間に8センチというとてもゆっくりとした速度で「リュウグウ」に近づいています。このあと2回、飛行コースを調整して「リュウグウ」の太陽を回る軌道に入り、そこからは20キロの位置を維持するということです。
JAXAの吉川真ミッションマネージャは「到着にむけては今回の変更は重要でした。成功してほっとしています。ただ、気を抜かず、しっかりと到着まで作業を行いたい」と話していました。
「はやぶさ2」が「リュウグウ」の軌道に無事到着すると、およそ2か月にわたって小惑星の表面などを詳しく観測し、その後、生命の起源を探るため着陸して岩石を採取する最重要ミッションに挑みます。
ソース:NHK ニュース