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大阪おおさか北部ほくぶ地震じしん ふたつの断層だんそう同時どうじうご発生はっせい

2018-06-25 09:25:16

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いち週間しゅうかんまえ大阪おおさか北部ほくぶ震度しんどろくじゃくれを観測かんそくした地震じしんは、ふたつの断層だんそうほぼ同時どうじずれうごいてきたとられることが専門せんもん分析ぶんせきでわかりました。専門せんもん複数ふくすう断層だんそう関係かんけいし、活発かっぱつ地震じしん活動かつどうつづいているとして、引き続ひきつづき、注意ちゅうい必要ひつようだと指摘してきしています。
東京とうきょう大学だいがく地震じしん研究所けんきゅうじょ加藤かとう愛太郎あいたろうじゅん教授きょうじゅは、気象庁きしょうちょうなど観測かんそくてんくわえ、大学だいがく臨時りんじ設置せっちした地震じしんけいのデータをもとに、今月こんげつ18にち発生はっせいした大阪おおさか北部ほくぶ震源しんげんとするマグニチュード6.1の地震じしんのメカニズムをくわしく分析ぶんせきしました。

その結果けっか余震よしんられる地震じしんが、マグニチュード6.1の地震じしん震源しんげんきたがわ南西なんせいがわ集中しゅうちゅうしていることなどから、今回こんかい地震じしんこのエリアにあるふたつの断層だんそうほぼ同時どうじずれうごいてきたとられることがわかりました。

北側きたがわある断層だんそうながさがおよそよんキロで、地下ちか岩盤がんばんたて方向ほうこうにずれうごぎゃく断層だんそう」とばれるタイプだということです。

一方いっぽう南西なんせいがわにある断層だんそうながさがおよそよんキロで、岩盤がんばんよこにずれうごよこずれ」とばれるタイプだとしています。

またいずれ断層だんそうふかさ10キロから13キロ付近ふきんにかけてずれうごいたと推定すいていされています。

加藤かとうじゅん教授きょうじゅは「地震じしん分析ぶんせきから、まず北側きたがわある断層だんそうがずれうごき、それほぼ同時どうじ南西なんせいがわ断層だんそううごいて、今回こんかい地震じしんきたとかんがえられる」とはなしています。

そのうえで、複数ふくすう断層だんそう関係かんけいし、活発かっぱつ地震じしん活動かつどうつづいているとして、引き続ひきつづき、注意ちゅうい必要ひつようだと指摘してきしています。
ソース:NHK ニュース