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加藤厚労相の問責決議案 参院で否決 働き方改革法案めぐり
2018-06-27 02:25:21

政府・与党が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案をめぐり、国民民主党などが提出した加藤厚生労働大臣に対する問責決議案は27日午前の参議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党などの反対多数で否決されました。
働き方改革関連法案をめぐり、参議院野党第1党の国民民主党などは、問題点が多い法案の国会審議を強行した責任は重大だとして、加藤厚生労働大臣に対する問責決議案を26日、参議院に共同で提出しました。
27日午前開かれた参議院本会議で問責決議案の審議が行われ、討論で国民民主党は「働き方改革関連法案や労働行政には多くの問題が存在しており、その責任がひとえに加藤大臣に存在することは明らかだ」と述べました。
これに対し自民党は「単に法案の採決を引き延ばしたいだけであるのならば、この問責決議案は国益を全く見ていないパフォーマンスだ」と反論しました。
このあと採決が行われた結果、自民・公明両党のほか日本維新の会や希望の党などの反対多数で決議案は否決されました。
これを受けて与党側は、28日にも参議院厚生労働委員会で働き方改革関連法案を可決し、今週中に成立を図りたい考えです。
27日午前開かれた参議院本会議で問責決議案の審議が行われ、討論で国民民主党は「働き方改革関連法案や労働行政には多くの問題が存在しており、その責任がひとえに加藤大臣に存在することは明らかだ」と述べました。
これに対し自民党は「単に法案の採決を引き延ばしたいだけであるのならば、この問責決議案は国益を全く見ていないパフォーマンスだ」と反論しました。
このあと採決が行われた結果、自民・公明両党のほか日本維新の会や希望の党などの反対多数で決議案は否決されました。
これを受けて与党側は、28日にも参議院厚生労働委員会で働き方改革関連法案を可決し、今週中に成立を図りたい考えです。
ソース:NHK ニュース