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タイ 洞窟の少年ら13人 “万全の準備整えてから救出活動に”
2018-07-04 08:22:18

タイ北部の洞窟で行方不明になったあと、10日目になって発見された少年など13人について、地元の知事は、救出を始める時期の見通しを示すことを避け、「100%の安全を保証しなければならない」と述べて、万全の準備を整えてから救出活動に入る考えを示しました。
タイ北部チェンライ県では、地元サッカーチームの少年12人とコーチの合わせて13人が、洞窟の入り口から5キロ余り入った場所で全員無事でいることが確認されています。
しかし、洞窟内の大量の水に阻まれて動けないままとなっています。
救出活動を指揮しているチェンライ県の知事は、記者団に対して、4日から少年たちに潜水用のマスクを装着する練習を始めてもらうなど、救出に向けた準備を進めていることを明らかにしました。
しかし、実際に救出を始める時期については「きょうは難しい」と述べるにとどまり、見通しを示すことを避けました。
また、「100%の安全を保証しなければならない」と述べて、救出を始める前に万全の準備を整える考えを示しました。
一方、洞窟の前では4日、少年たちが救出された際に病院へ搬送するための訓練が行われました。
兵士が少年役の人を担架に乗せ、洞窟から救急車まで運ぶ手順を確認しました。
現場は連日の雨で地面がぬかるんでいて、担架を持った兵士が足を滑らせる場面もありました。
しかし、洞窟内の大量の水に阻まれて動けないままとなっています。
救出活動を指揮しているチェンライ県の知事は、記者団に対して、4日から少年たちに潜水用のマスクを装着する練習を始めてもらうなど、救出に向けた準備を進めていることを明らかにしました。
しかし、実際に救出を始める時期については「きょうは難しい」と述べるにとどまり、見通しを示すことを避けました。
また、「100%の安全を保証しなければならない」と述べて、救出を始める前に万全の準備を整える考えを示しました。
一方、洞窟の前では4日、少年たちが救出された際に病院へ搬送するための訓練が行われました。
兵士が少年役の人を担架に乗せ、洞窟から救急車まで運ぶ手順を確認しました。
現場は連日の雨で地面がぬかるんでいて、担架を持った兵士が足を滑らせる場面もありました。
タイのレスキューチームに所属するダイバーは洞窟前で記者団に対し、「海軍から鼻と口を含む顔全体をカバーするフルフェイス型の潜水マスクを15個準備するよう指示された」と話しました。
ダイバーは、また、実物を見せながら「フルフェイス型のマスクは潜水の経験のない少年でも使えると思う」と説明しました。
フルフェイス型の潜水マスクは、ボンベから送り込まれた空気がマスクの内側全体を満たします。通常はボンベにつながるレギュレーターと呼ばれる装置の先端を口でくわえて空気を吸い込みますが、簡単な衝撃で口から外れてしまうおそれがあります。
タイの海軍は、ダイビングの経験のない少年たちが、できるだけリスクの少ない方法で潜水することができるように、フルフェイス型の潜水マスクを準備しているものとみられます。
ダイバーは、また、実物を見せながら「フルフェイス型のマスクは潜水の経験のない少年でも使えると思う」と説明しました。
フルフェイス型の潜水マスクは、ボンベから送り込まれた空気がマスクの内側全体を満たします。通常はボンベにつながるレギュレーターと呼ばれる装置の先端を口でくわえて空気を吸い込みますが、簡単な衝撃で口から外れてしまうおそれがあります。
タイの海軍は、ダイビングの経験のない少年たちが、できるだけリスクの少ない方法で潜水することができるように、フルフェイス型の潜水マスクを準備しているものとみられます。
ソース:NHK ニュース