Show Furigana
1府3県に大雨特別警報 最大級の警戒を
2018-07-07 01:59:32

活発な前線の影響で九州から東海にかけて記録的な大雨となり、各地で災害が発生しています。気象庁は、岡山県、鳥取県、兵庫県、京都府に発表している大雨の特別警報を継続し、土砂災害や川の氾濫などに最大級の警戒をするとともに、周囲の状況を確認しできるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっているため、大気の状態が非常に不安定になり、九州から近畿、東海北陸にかけて発達した雨雲がかかり続けています。
午前10時までの1時間に、宮崎県が西都市に設置した雨量計で63ミリ、午前10時20分までの1時間に岐阜県郡上市の長滝で57.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また、午前10時までの1時間に、高知県が高知市に設置した雨量計で41ミリの激しい雨を観測しました。
午前10時までの48時間に降った雨の量は、岐阜県郡上市ひるがので622ミリ、京都府宮津市で449ミリ、兵庫県養父市大屋と鳥取県智頭町でいずれも423.5ミリ、愛媛県西予市宇和で415ミリ広島市で400.5ミリ、岡山県津山市で370.5ミリと、いずれも統計を取り始めてから最も多くなっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で数十年に一度しかないような災害が差し迫っているとして、岡山県、鳥取県、兵庫県、京都府に大雨の特別警報を発表しています。
福岡県、佐賀県、長崎県、それに広島県に発表していた大雨の特別警報は7日午前、すべて解除されました。
西日本と東日本の各地で記録的な大雨となっていて、広い範囲で川の氾濫や土砂災害の危険性が高まり、気象庁は、今後の雨の降り方によってはほかの地域にも特別警報を発表する可能性があるとしています。
これまでの雨で、愛媛県大洲市を流れる肱川では7日午前、氾濫が発生しました。
氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えている川がある府県は、午前10時現在、福岡県、広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県、京都府、兵庫県、徳島県、愛媛県です。
また、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安とされる土砂災害警戒情報が各地に発表されています。
発表されている地域があるのは、熊本県、鹿児島県、宮崎県、山口県、広島県、岡山県、鳥取県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、福井県、石川県、岐阜県です。
今後の雨の見通しです。
前線の活動が活発な状態が続き、西日本と東日本では7日、雷を伴い非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降るおそれがあるほか、8日にかけて西日本から北日本の広い範囲で激しい雨が降ると予想されています。
8日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、四国と九州北部で300ミリ、九州南部と東海で250ミリ、中国地方と近畿、北陸で200ミリ、関東甲信と東北、北海道で120ミリと予想されています。
大雨となっている地域では、今後の雨でさらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性もさらに高まるおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級の警戒をするよう呼びかけています。
そのうえで、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか周囲の状況を確認して外に出るのが危険な場合は建物の2階以上に移動するなどできるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
また、特別警報が出ていなくても雨量が多くなっている地域では、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
増水した川や用水路、急な崖など危険な場所には絶対に近づかないようにしてください。
午前10時までの1時間に、宮崎県が西都市に設置した雨量計で63ミリ、午前10時20分までの1時間に岐阜県郡上市の長滝で57.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また、午前10時までの1時間に、高知県が高知市に設置した雨量計で41ミリの激しい雨を観測しました。
午前10時までの48時間に降った雨の量は、岐阜県郡上市ひるがので622ミリ、京都府宮津市で449ミリ、兵庫県養父市大屋と鳥取県智頭町でいずれも423.5ミリ、愛媛県西予市宇和で415ミリ広島市で400.5ミリ、岡山県津山市で370.5ミリと、いずれも統計を取り始めてから最も多くなっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で数十年に一度しかないような災害が差し迫っているとして、岡山県、鳥取県、兵庫県、京都府に大雨の特別警報を発表しています。
福岡県、佐賀県、長崎県、それに広島県に発表していた大雨の特別警報は7日午前、すべて解除されました。
西日本と東日本の各地で記録的な大雨となっていて、広い範囲で川の氾濫や土砂災害の危険性が高まり、気象庁は、今後の雨の降り方によってはほかの地域にも特別警報を発表する可能性があるとしています。
これまでの雨で、愛媛県大洲市を流れる肱川では7日午前、氾濫が発生しました。
氾濫の危険性が非常に高い氾濫危険水位を超えている川がある府県は、午前10時現在、福岡県、広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県、京都府、兵庫県、徳島県、愛媛県です。
また、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安とされる土砂災害警戒情報が各地に発表されています。
発表されている地域があるのは、熊本県、鹿児島県、宮崎県、山口県、広島県、岡山県、鳥取県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、福井県、石川県、岐阜県です。
今後の雨の見通しです。
前線の活動が活発な状態が続き、西日本と東日本では7日、雷を伴い非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降るおそれがあるほか、8日にかけて西日本から北日本の広い範囲で激しい雨が降ると予想されています。
8日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、四国と九州北部で300ミリ、九州南部と東海で250ミリ、中国地方と近畿、北陸で200ミリ、関東甲信と東北、北海道で120ミリと予想されています。
大雨となっている地域では、今後の雨でさらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性もさらに高まるおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級の警戒をするよう呼びかけています。
そのうえで、自治体の情報に従って直ちに安全な場所に避難するか周囲の状況を確認して外に出るのが危険な場合は建物の2階以上に移動するなどできるかぎり安全を確保するよう呼びかけています。
また、特別警報が出ていなくても雨量が多くなっている地域では、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
増水した川や用水路、急な崖など危険な場所には絶対に近づかないようにしてください。
大雨特別警報発表の市町村
大雨特別警報が発表されている市町村です。
岡山県
岡山県は、吉備中央町、井原市、高梁市、新見市、真庭市、津山市、鏡野町、美咲町、美作市、奈義町、西粟倉村、岡山市、総社市、笠岡市、新庄村、玉野市、倉敷市、早島町、浅口市、里庄町、矢掛町、久米南町、勝央町、瀬戸内市です。
鳥取県
鳥取県は、鳥取市北部、鳥取市南部、若桜町、智頭町、八頭町、三朝町、南部町、伯耆町、日南町、日野町、江府町です。
兵庫県
兵庫県は、篠山市、豊岡市、養父市、宍粟市、佐用町、香美町、朝来市、西脇市、丹波市、多可町、市川町、神河町、姫路市、たつの市、上郡町です。
京都府
京都府は、南丹市、京丹波町、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町、舞鶴市、綾部市、福知山市です。
ソース:NHK ニュース