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米トランプ政権 中国製品6031品目に関税上乗せへ
2018-07-10 23:48:09

アメリカのトランプ政権は、先週、中国からの輸入品に関税を上乗せする制裁措置を発動したのに続いて、さらに6031品目、金額にして2000億ドル規模を追加する手続きに入りました。正式に発動されれば、中国からの輸入品のほぼ半分に関税が上乗せされることになります。
トランプ政権は、中国がアメリカのハイテク技術などを不当に手に入れて知的財産権を侵害しているとして先週、818品目、金額にして340億ドル規模の中国のハイテク製品などに25%の関税を上乗せする制裁措置を発動し、中国側も直ちに同じ規模の関税を上乗せして報復に乗り出しました。
これを受けて、アメリカ通商代表部は10日、トランプ大統領の指示をうけさらに6031品目、2000億ドル規模に10%の関税を上乗せする手続きに入ったことを明らかにしました。
今回の対象には、ハイテク製品だけでなく、豚肉などの食料品や衣類、冷蔵庫など、消費者向けの幅広い製品も含まれています。
ライトハイザー通商代表は声明で、「中国は法的な根拠なく報復を行った。残念だが中国はこれまでの行動を変えず、アメリカ経済の未来を危機にさらしている」と述べ、厳しく批判しました。
通商代表部は、来月下旬に公聴会を開くことにしていますが、正式に決まれば、一連の措置で年間およそ5000億ドルの中国の輸入品のほぼ半分に関税が上乗せされることになり、米中の対立はさらに深まることになります。
これを受けて、アメリカ通商代表部は10日、トランプ大統領の指示をうけさらに6031品目、2000億ドル規模に10%の関税を上乗せする手続きに入ったことを明らかにしました。
今回の対象には、ハイテク製品だけでなく、豚肉などの食料品や衣類、冷蔵庫など、消費者向けの幅広い製品も含まれています。
ライトハイザー通商代表は声明で、「中国は法的な根拠なく報復を行った。残念だが中国はこれまでの行動を変えず、アメリカ経済の未来を危機にさらしている」と述べ、厳しく批判しました。
通商代表部は、来月下旬に公聴会を開くことにしていますが、正式に決まれば、一連の措置で年間およそ5000億ドルの中国の輸入品のほぼ半分に関税が上乗せされることになり、米中の対立はさらに深まることになります。
ソース:NHK ニュース