連休れんきゅう明あけでボランティア大幅おおはば減げん「まだまだやること多おおい」

今回こんかいの豪雨ごううで大おおきな被害ひがいを受うけた広島ひろしま県けん呉くれ市しでは、連休れんきゅうが終おわりボランティアの数かずが大幅おおはばに減へる中なか、仕事しごとが休やすみの地元じもとの人ひとたちが中心ちゅうしんとなり、壊こわれた住宅じゅうたくから土砂どしゃを取り除とりのぞく作業さぎょうが行おこなわれています。

広島ひろしま県けん呉くれ市しの吉浦よしうら地区ちくは、土砂崩どしゃくずれで複数ふくすうの住宅じゅうたくが倒壊とうかいするなど大おおきな被害ひがいを受うけ、17日にちも午前ごぜん中ちゅうには仕事しごとや学校がっこうが休やすみの地元じもとの人ひとたちなど30人にんほどが、土砂どしゃを取り除とりのぞいたり仏壇ぶつだんを拭ふいたりする作業さぎょうに当あたっていました。

呉くれ市しのボランティアセンターによりますと、吉浦よしうら地区ちくでは連休れんきゅう最終さいしゅう日びの16日にち、およそ850人にんが活動かつどうしていたということです。

地区ちくの一部いちぶでは、被災ひさいした住宅じゅうたくが今いまも残のこされ今後こんごも人手ひとでが必要ひつようとなるということで、毎日まいにちボランティアに来きている隣となりの地区ちくの古本ふるもと邦昭くにあき自治じち会長かいちょうは「ボランティアは激減げきげんしましたが、まだまだ復旧ふっきゅうまでにやることは多おおいので大勢たいせいのボランティアに来きてほしい」と話はなしていました。

近ちかくに住すむ32歳さいの男性だんせいは「きょうは仕事しごとが休やすみなのでボランティアに来きました。人数にんずうは少すくないですが、みんなで協力きょうりょくして頑張がんばりたい」と話はなしていました。

自宅じたくの１いち階かいに土砂どしゃが流れ込ながれこんだ80歳さいの男性だんせいは「平日へいじつでも来きてくれる人ひとたちがいて涙なみだが出でそうです」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース