世界の国の中央銀行が持っている金の量が、5月に20トン増えました。
ロンドンに本部がある「ワールドゴールドカウンシル」が発表しました。ワールドゴールドカウンシルは「中東の情勢がよくないため、金を安全な財産だと考えている国が多いようです」と話しています。
5月に金を一番多く買った国は、カザフスタンでした。7トン買いました。次に多かったのは、トルコとポーランドで、6トン買いました。
世界の国の中央銀行は、1年に1000トンぐらいの金を買っています。ワールドゴールドカウンシルは「これからも金を買う国が多くなりそうです」と話しています。