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震災被災地で小中一貫教育の新校舎完成 宮城 女川町
2020-08-23 10:34:52

東日本大震災で被害を受けた宮城県女川町で子どもの数が減ったことなどを受けて小学生と中学生が同じ校舎で学ぶ一貫教育を行うことになり、23日、新しい校舎の完成を祝う式典が開かれました。

宮城県女川町では小学校と中学校が別の場所にありましたが、震災のあと児童・生徒の数が減ったことなどを受けて、小学生と中学生が同じ校舎で学ぶ一貫教育を行うことになりました。
23日は新校舎の完成を祝う式典が行われ、女川小学校の6年生と女川中学校の3年生、それに事業費を支援した中東のカタールの関係者などが出席しました。
式では小学6年生の遠藤日菜子さんが「震災当時の記憶はほとんどありませんが、復興とともに育った私たちがこの校舎と同じぐらい大きな夢を持って学びたい」と抱負を述べました。
町の中心部に建てられた新しい校舎は鉄筋コンクリート4階建てで、小中学生合わせておよそ300人が通います。
女川小学校と中学校は今後、文化祭などの学校行事を一緒に行い、小学校の英語や音楽の授業を中学校の教員が担当することにしています。
女川町の須田善明町長は「この校舎に元気に通ってもらうことで、学びの場としてだけでなく、地域全体に活気が出ることを期待したい」と話していました。
23日は新校舎の完成を祝う式典が行われ、女川小学校の6年生と女川中学校の3年生、それに事業費を支援した中東のカタールの関係者などが出席しました。
式では小学6年生の遠藤日菜子さんが「震災当時の記憶はほとんどありませんが、復興とともに育った私たちがこの校舎と同じぐらい大きな夢を持って学びたい」と抱負を述べました。
町の中心部に建てられた新しい校舎は鉄筋コンクリート4階建てで、小中学生合わせておよそ300人が通います。
女川小学校と中学校は今後、文化祭などの学校行事を一緒に行い、小学校の英語や音楽の授業を中学校の教員が担当することにしています。
女川町の須田善明町長は「この校舎に元気に通ってもらうことで、学びの場としてだけでなく、地域全体に活気が出ることを期待したい」と話していました。
ソース:NHK ニュース