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和歌山県 岸本周平知事が死去 68歳
2025-04-15 03:07:20

和歌山県の岸本周平知事が、15日午前和歌山市内の病院で亡くなりました。68歳でした。
和歌山県によりますと、岸本知事は、14日午前10時すぎ、和歌山市内の知事公舎の寝室で倒れているのが見つかり、日本赤十字社和歌山医療センターに運ばれました。
意識がない状態で、集中治療室で治療を受けていましたが、15日午前9時半ごろ、敗血症性ショックにより亡くなりました。
68歳でした。
岸本知事は、財務省の課長などを経て、平成21年の衆議院選挙で初当選し、5回連続で当選しました。
この間、民主党政権で経済産業政務官などを務め、3年前の、和歌山県知事選挙に立候補して初当選しました。
岸本知事の死去を受けて、和歌山県では、宮崎泉副知事が15日から知事の職務代理者を務めるということです。
和歌山県知事選挙は、県の選挙管理委員会に死去が通知された翌日から50日以内に実施されます。
国民 玉木代表「胸が張り裂ける思い」
岸本知事がかつて所属していた国民民主党の玉木代表は記者会見で「結党時のメンバーで、旧大蔵省の先輩でもあり、多くの有権者や国民に愛された政治家だった。知事として任期途中で政治人生を閉じることになったのは大変無念だったと思うし、私も胸が張り裂ける思いでことばが見つからない。心からご冥福をお祈りしたい」と述べました。
その上で「岸本氏がいなければ今の国民民主党はなかったと思うし、支持率が大変厳しい時を一緒にした仲間なので、もっともっと躍進した党を見てもらいたかった」と述べました。
ソース:NHK ニュース