Hiện Furigana
非常に強い寒気で厳しい冷え込み 大雪・猛吹雪に厳重警戒を
2018-01-24 21:22:38

数年に1度の非常に強い寒気が流れ込んでいる影響で、新潟県や東北の山沿いではこの24時間に60センチ前後の雪が降って大雪となっているほか、ところによって猛吹雪となっています。新潟県や北陸を中心に雪は27日にかけて降り続ける見込みで気象庁は、大雪や猛吹雪に厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
気象庁によりますと、北日本の上空には氷点下42度以下と数年に1度の非常に強い寒気が広く流れ込み、局地的には氷点下45度程度に達しています。この寒気の流れ込みに加え、冬型の気圧配置が強まっている影響で、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に雪や風が強まりところによって、猛吹雪になっています。
新潟県や東北の山沿いの多いところでは、この24時間に60センチ前後の雪が降るなど大雪となっています。午前5時の積雪は、山形県の大蔵村肘折で2メートル86センチ、新潟県の魚沼市西名で2メートル12センチ、北海道幌加内町で2メートル3センチ、秋田県横手市で1メートル10センチなどと、山沿いの各地で積雪が1メートルから3メートル近くに達しています。
最大瞬間風速は、午前3時20分ごろに新潟県佐渡市両津湊で26.9メートル、午前5時ごろに秋田県八峰町で26メートルを観測しました。
寒気の流れ込みは25日朝がピークで、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に雪がさらに降り、猛吹雪が続く見込みです。26日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、新潟県で80センチ、東北と北陸、長野県で50センチ、北海道と中国地方で40センチ、東海と近畿で30センチと予想されています。また、東海の太平洋側の平地でも積雪のおそれがあります。
26日朝から27日朝にかけての24時間には新潟県や北陸の山沿いの多いところで60センチから80センチの雪が降ると予想されるなど、さらに雪が増える見込みです。
26日にかけての最大風速は北海道と東北で23メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達し、波の高さは北海道から北陸にかけての日本海側を中心に6メートルから7メートルの大しけが続く見込みです。
強い冬型の気圧配置は27日にかけて続く見込みで、気象庁と国土交通省は、日本海側を中心に大雪や猛吹雪による車の立往生などの交通への影響や暴風、高波などに厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
また、寒気の影響で各地でこの冬いちばんの厳しい寒さとなり、午前5時までの最低気温は、北海道喜茂別町で氷点下31度3分まで下がったほか、仙台市で氷点下6度7分、茨城県日立市で氷点下6度2分、名古屋市で氷点下3度6分、熊本市で氷点下3度5分、東京の都心で氷点下3度2分、松山市で氷点下2度1分などとなっています。
気象庁は、水道管の凍結などにも十分注意するよう呼びかけています。
新潟県や東北の山沿いの多いところでは、この24時間に60センチ前後の雪が降るなど大雪となっています。午前5時の積雪は、山形県の大蔵村肘折で2メートル86センチ、新潟県の魚沼市西名で2メートル12センチ、北海道幌加内町で2メートル3センチ、秋田県横手市で1メートル10センチなどと、山沿いの各地で積雪が1メートルから3メートル近くに達しています。
最大瞬間風速は、午前3時20分ごろに新潟県佐渡市両津湊で26.9メートル、午前5時ごろに秋田県八峰町で26メートルを観測しました。
寒気の流れ込みは25日朝がピークで、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に雪がさらに降り、猛吹雪が続く見込みです。26日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで、新潟県で80センチ、東北と北陸、長野県で50センチ、北海道と中国地方で40センチ、東海と近畿で30センチと予想されています。また、東海の太平洋側の平地でも積雪のおそれがあります。
26日朝から27日朝にかけての24時間には新潟県や北陸の山沿いの多いところで60センチから80センチの雪が降ると予想されるなど、さらに雪が増える見込みです。
26日にかけての最大風速は北海道と東北で23メートルで、最大瞬間風速は35メートルに達し、波の高さは北海道から北陸にかけての日本海側を中心に6メートルから7メートルの大しけが続く見込みです。
強い冬型の気圧配置は27日にかけて続く見込みで、気象庁と国土交通省は、日本海側を中心に大雪や猛吹雪による車の立往生などの交通への影響や暴風、高波などに厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
また、寒気の影響で各地でこの冬いちばんの厳しい寒さとなり、午前5時までの最低気温は、北海道喜茂別町で氷点下31度3分まで下がったほか、仙台市で氷点下6度7分、茨城県日立市で氷点下6度2分、名古屋市で氷点下3度6分、熊本市で氷点下3度5分、東京の都心で氷点下3度2分、松山市で氷点下2度1分などとなっています。
気象庁は、水道管の凍結などにも十分注意するよう呼びかけています。
寒気は「非常に強く長い」
今回の大雪について、気象庁は、上空に数年に一度の非常に強い寒気が流れ込むうえ流れ込み続ける期間が非常に長いことが特徴だとして、厳重な警戒を呼びかけています。
「氷点下45度の寒気」が、東北付近にまで南下することは、10年に2回程度しかないため、気象庁は、「数年に一度の非常に強い寒気」だとしています。上空に非常に強い寒気が流れ込むと、地上付近の気温が下がることに加え、大気の状態が不安定になり、雪雲が発達しやすくなるため大雪になる可能性が高いということです。
さらに今回は、強い寒気の流れ込みと強い冬型の気圧配置が今週末にかけて続くうえ来週も寒気が流れ込みやすい状態が続くと予想されています。
この理由について気象庁は、「『ブロッキング高気圧』と呼ばれる高気圧が、日本の北東の海上にあるため低気圧が移動しにくく、西高東低の冬型の気圧配置が長続きするうえ、北から強い寒気を長期間引き込み続けると予想される」と説明していて、北陸や東北の日本海側の山沿いを中心に雪の量がかなり多くなると予想しています。
気象庁は、「長期間大雪が続くため、積雪が増え続け、交通への影響や雪崩の危険性が高くなる」として、厳重な警戒を呼びかけるとともに、除雪などの作業の際にも安全に十分に注意するよう呼びかけています。
「氷点下45度の寒気」が、東北付近にまで南下することは、10年に2回程度しかないため、気象庁は、「数年に一度の非常に強い寒気」だとしています。上空に非常に強い寒気が流れ込むと、地上付近の気温が下がることに加え、大気の状態が不安定になり、雪雲が発達しやすくなるため大雪になる可能性が高いということです。
さらに今回は、強い寒気の流れ込みと強い冬型の気圧配置が今週末にかけて続くうえ来週も寒気が流れ込みやすい状態が続くと予想されています。
この理由について気象庁は、「『ブロッキング高気圧』と呼ばれる高気圧が、日本の北東の海上にあるため低気圧が移動しにくく、西高東低の冬型の気圧配置が長続きするうえ、北から強い寒気を長期間引き込み続けると予想される」と説明していて、北陸や東北の日本海側の山沿いを中心に雪の量がかなり多くなると予想しています。
気象庁は、「長期間大雪が続くため、積雪が増え続け、交通への影響や雪崩の危険性が高くなる」として、厳重な警戒を呼びかけるとともに、除雪などの作業の際にも安全に十分に注意するよう呼びかけています。
ソース:NHK ニュース