バイデン氏し、プーチン氏しと初はつの電話会談でんわかいだん　サイバー攻撃こうげきなど議題ぎだいに

　サキ米大統領報道官べいだいとうりょうほうどうかんによれば、バイデン氏しは電話会談でんわかいだんで米べいロ間かんの新戦略兵器削減条約しんせんりゃくへいきさくげんじょうやく（新しんＳＴＡＲＴ）に関かんする協議きょうぎを行おこなうことを考かんがえていました。バイデン政権せいけんは新しんＳＴＡＲＴの延長えんちょうを希望きぼうしています。そのほか、ロシアによるウクライナへの侵攻しんこうや、米政府機関べいせいふきかんに対たいするサイバー攻撃こうげき、ロシアがアフガニスタン駐留米軍ちゅうりゅうまいぐんに対たいして懸賞金けんしょうきんをかけたとされる報道ほうどう、ロシア政府せいふによる米大統領選べいだいとうりょうせんへの介入かいにゅう、ナバリヌイ氏しに毒どくが盛もられた事案じあんが議題ぎだいとなりました。
　最初さいしょの電話会談でんわかいだんでさまざまな議題ぎだいが取とり上あげられたことは、バイデン氏しが前政権ぜんせいけんから引ひき継ついだ米べいロの関係かんけいに問題もんだいが山積さんせきしていることを示しめしています。バイデン氏しはトランプ前大統領ぜんだいとうりょうがロシアに対たいして弱腰よわごしすぎたと非難ひなんしており、大統領討論会だいとうりょうとうろんかいの際さいにはトランプ氏しを「プーチンの子犬こいぬ」などと呼よびました。
　当局者とうきょくしゃによれば、バイデン氏しはプーチン氏しに対たいして、より強硬きょうこうな姿勢しせいで臨のぞみたいと考かんがえています。

ソース：NHK ニュース