Hiện Furigana
森会長発言 辞任めぐり与野党の立場の違い鮮明に
2021-02-09 19:51:38
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の発言をめぐり、野党側が、国益を損なう発言だとして辞任を求めているのに対し、自民党執行部の間では開幕まで半年を切る中、辞任までは必要ないという意見が強く、国会審議などでも与野党の立場の違いが鮮明になっています。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長は、先週「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、その後、撤回、謝罪しましたが、大会を支えるボランティアの辞退が相次ぐなど波紋が広がっています。
これについて、野党側は「オリンピックの理念に反する発言をした人が大会組織のトップにいるままでは、国益を損なう」として、直ちに辞任するよう求めています。
これに対し、与党内では、発言は不適切で遺憾だとする意見が相次ぐ一方、自民党執行部の間では、すでに本人が撤回していることも踏まえ、開幕まで半年を切る中で、関係団体や各国との調整を急ぐ必要があるとして、辞任までは必要ないという意見が強く、組織委員会の対応を見守る構えです。
このため、野党側は、森氏に辞任を促さない政府・与党への批判も強めており、国会審議などでも与野党の立場の違いが鮮明になっています。
これについて、野党側は「オリンピックの理念に反する発言をした人が大会組織のトップにいるままでは、国益を損なう」として、直ちに辞任するよう求めています。
これに対し、与党内では、発言は不適切で遺憾だとする意見が相次ぐ一方、自民党執行部の間では、すでに本人が撤回していることも踏まえ、開幕まで半年を切る中で、関係団体や各国との調整を急ぐ必要があるとして、辞任までは必要ないという意見が強く、組織委員会の対応を見守る構えです。
このため、野党側は、森氏に辞任を促さない政府・与党への批判も強めており、国会審議などでも与野党の立場の違いが鮮明になっています。
ソース:NHK ニュース