NZ議会ぎかいでネクタイ着用ちゃくようを拒こばんだ議員ぎいんに退去命令たいきょめいれい

　海外かいがいメディアによりますと、9日か、ニュージーランドで先住民せんじゅうみん「マオリ族ぞく」のラウィリ・ワイティティ議員ぎいんはネクタイの代かわりに「ポウナム」と呼よばれる伝統的でんとうてきな石いしのネックレスを着用ちゃくようして国会こっかいに出席しゅっせきしました。
　議論ぎろんが交かわされるなか、ワイティティ氏しが質問しつもんすると他ほかの議員ぎいんに遮さえぎられ、さらに質問しつもんを続つづけると議場ぎじょうから退去たいきょするよう命めいじられたということです。
　男性議員だんせいぎいんが質問しつもんする場合ばあい、ネクタイをしなければならないというルールに反はんしたという理由りゆうでした。
　ワイティティ氏しは「ネクタイの問題もんだいではなく文化的ぶんかてきなアイデンティティーの問題もんだいだ」「ネクタイは植民地支配しょくみんちしはいの縄なわだ」と述のべました。
　今回こんかいの問題もんだいを受うけて10日か、ネクタイを締しめるルールは撤廃てっぱいされたということです。

ソース：NHK ニュース