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高校生ら8人死亡の雪崩事故から5年 現場近くで遺族が献花 栃木
2022-03-27 02:58:32

栃木県那須町で登山の訓練中に高校生らが雪崩に巻き込まれ、8人が死亡した事故から27日で5年となり、事故現場の近くには献花台が設けられ、訪れた人が花を手向けています。
平成29年3月27日に栃木県那須町の茶臼岳で、高校の山岳部が集まって登山の訓練をしていたところ雪崩に巻き込まれ、生徒7人と教員1人の合わせて8人が死亡したほか、多くの生徒がけがをしました。

事故から5年となる27日、現場近くには献花台が設けられ、遺族や関係者などが訪れ花を手向けて静かに手を合わせていました。
訪れた80代の男性は「山に登る危険さを知っているので、風化させてはならないと思い来ました。自分が健康だったら10年、20年先も手を合わせに来たいと思います」と話していました。
この事故をめぐっては先月、遺族の一部が「重大な過失による人災だ」などとして、栃木県などに対し賠償を求める訴えを起こしているほか、引率した教員3人が業務上過失致死傷の罪で在宅起訴されています。
訪れた80代の男性は「山に登る危険さを知っているので、風化させてはならないと思い来ました。自分が健康だったら10年、20年先も手を合わせに来たいと思います」と話していました。
この事故をめぐっては先月、遺族の一部が「重大な過失による人災だ」などとして、栃木県などに対し賠償を求める訴えを起こしているほか、引率した教員3人が業務上過失致死傷の罪で在宅起訴されています。
ソース:NHK ニュース