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大相撲春場所 関脇 若隆景が初優勝 新関脇の優勝は86年ぶり
2022-03-27 08:58:26

大相撲春場所は千秋楽の27日、関脇の若隆景が12勝3敗で並んだ平幕の高安との優勝決定戦に勝ち、初めての優勝を果たしました。
新関脇の優勝は昭和11年の双葉山以来86年ぶりです。
新関脇の優勝は昭和11年の双葉山以来86年ぶりです。
春場所の優勝争いは、14日目を終えて2敗で若隆景と平幕の高安が並ぶ展開でした。
千秋楽で先に取組があった高安が関脇・阿炎に敗れ、若隆景も結びの一番で大関 正代に敗れました。
この結果、2人は12勝3敗で並び優勝決定戦が行われました。
優勝決定戦では若隆景が上手出し投げで高安を破って、初めての優勝を果たしました。
新関脇の優勝は昭和11年の双葉山以来、86年ぶりです。
また、福島県出身の力士としては元関脇 栃東以来、50年ぶりです。
若隆景は3場所連続で勝ち越して、自己最高位の関脇で臨んだ今場所、持ち味の低い姿勢からの鋭い攻めで白星を重ねていきました。
終盤戦の11日目には全勝だった高安を退け、14日目には大関 貴景勝にも勝って2敗で千秋楽を迎えていました。
祖父も父も兄2人も力士 相撲一家に育つ
初優勝を果たした若隆景は福島市出身の27歳。
身長1メートル81センチ、体重130キロと大相撲では大きな体ではありませんが、低い姿勢からの厳しいおっつけを持ち味にしています。
若隆景は3兄弟の力士で、1つ上の年齢の兄・幕内の若元春と、3つ上のもう1人の兄・幕下 若隆元とともに、荒汐部屋に所属しています。
また、祖父は昭和20年代から30年代に活躍した元小結 若葉山で、父も元力士という相撲一家です。
若隆景は東洋大学の相撲部出身で、平成29年の春場所で三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏み、平成30年夏場所で十両に昇進、そのよくとし、令和元年の九州場所で幕内入りを果たしました。
去年7月の名古屋場所は新三役の小結として臨みましたが、5勝10敗と負け越しました。
その後、3場所連続で勝ち越して今場所は自己最高位となる関脇に昇進して臨んだ場所でした。
身長1メートル81センチ、体重130キロと大相撲では大きな体ではありませんが、低い姿勢からの厳しいおっつけを持ち味にしています。
若隆景は3兄弟の力士で、1つ上の年齢の兄・幕内の若元春と、3つ上のもう1人の兄・幕下 若隆元とともに、荒汐部屋に所属しています。
また、祖父は昭和20年代から30年代に活躍した元小結 若葉山で、父も元力士という相撲一家です。
若隆景は東洋大学の相撲部出身で、平成29年の春場所で三段目100枚目格付け出しで初土俵を踏み、平成30年夏場所で十両に昇進、そのよくとし、令和元年の九州場所で幕内入りを果たしました。
去年7月の名古屋場所は新三役の小結として臨みましたが、5勝10敗と負け越しました。
その後、3場所連続で勝ち越して今場所は自己最高位となる関脇に昇進して臨んだ場所でした。
ソース:NHK ニュース