Hiện Furigana
アカデミー賞国際長編映画賞「ドライブ・マイ・カー」が受賞
2022-03-28 03:46:12

アメリカ映画界、最高の栄誉とされるアカデミー賞の各賞が発表され、4部門にノミネートされた濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞しました。2009年の滝田洋二郎監督の「おくりびと」の受賞以来の快挙です。
アカデミー賞は日本時間の28日午前、各賞の発表が始まり、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」は、ノミネートされた4部門のうち国際長編映画賞を受賞しました。
2009年の滝田洋二郎監督の「おくりびと」以来の快挙です。
「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんの短編小説が原作で、妻を亡くした舞台俳優で演出家の男性が専属ドライバーの女性と出会い、ともに過ごすうちに、目を背けてきた妻の秘密と向き合う物語です。
去年、フランスのカンヌ映画祭で脚本賞を受賞したほか、ことしのアメリカのゴールデングローブ賞で非英語映画賞を受賞するなど、国際的に高い評価を受け、アカデミー賞の結果が注目を集めていました。
ノミネートされた4部門のうち、作品賞、監督賞、脚色賞の受賞はなりませんでした。
濱口監督「皆さんとりました」

受賞のスピーチをした濱口監督はオスカー像を手にしながら「ありがとうございます。あなたがオスカーですね。皆さんとりました。ありがとうございます」と喜びを語りました。
西島秀俊さん「国を越え映画が伝わった」会場入り前に

「ドライブ・マイ・カー」の濱口竜介監督と主演の西島秀俊さんら出演者は、アカデミー賞の発表・授賞式の会場に入る前に、レッドカーペットで取材に応じました。
この中で濱口監督は「本当にすごいことなのだということを今、この場を歩いて感じています。ここまで来たら、映画ファンとして楽しみたいです」と心境を語りました。
また西島さんは「アメリカに来てからも『すばらしい映画だった』と声をかけていただき、国を越えて映画が伝わったと感じています。会場はお祭りの雰囲気なので楽しんでいます」と述べました。
このほか岡田将生さんは「こちらの町なかでも『美しい映画だった』と声をかけていただき、この映画に出会ってよかったと感じています」と、霧島れいかさんは「レッドカーペットに立ち、驚きとうれしい気持ちです」とそれぞれ語りました。
この中で濱口監督は「本当にすごいことなのだということを今、この場を歩いて感じています。ここまで来たら、映画ファンとして楽しみたいです」と心境を語りました。
また西島さんは「アメリカに来てからも『すばらしい映画だった』と声をかけていただき、国を越えて映画が伝わったと感じています。会場はお祭りの雰囲気なので楽しんでいます」と述べました。
このほか岡田将生さんは「こちらの町なかでも『美しい映画だった』と声をかけていただき、この映画に出会ってよかったと感じています」と、霧島れいかさんは「レッドカーペットに立ち、驚きとうれしい気持ちです」とそれぞれ語りました。
官房長官「歴史的快挙」
松野官房長官は、午前の記者会見で「誠に喜ばしいことで、心からお祝い申し上げる。カンヌ映画祭などに続く、歴史的快挙で、関係者の皆様に深く敬意を表する。『作品賞』などの発表を残しており、さらなる朗報を期待している」と述べました。
ソース:NHK ニュース