ＮＡＳＡに過去最大かこさいだいの予算要求よさんようきゅう、有人火星探査ゆうじんかせいたんさに道みち　米政権べいせいけん

バイデン米政権べいせいけんは２８日にち、議会ぎかいに提出ていしゅつした２０２３会計年度かいけいねんど（２２年ねん１０月がつ～２３年ねん９月がつ）の予算教書よさんきょうしょで、航空宇宙局こうくううちゅうきょく（ＮＡＳＡ）の予算よさんとして過去最大かこさいだいの２６０億おくドル（約やく３．２兆円ちょうえん）を要求ようきゅうしました。ＮＡＳＡのネルソン局長きょくちょうが同日発表どうじつはっぴょうしました。

ネルソン氏しはこの要求額ようきゅうがくについて、今年度こんねんどの実績じっせきを８％上回うわまわると指摘してきしました。バイデン政権せいけんのＮＡＳＡ職員しょくいんらに対たいする信頼しんらいの表あらわれだと語かたりました。

予算よさんの多おおくは、２５年ねんに初はつの女性じょせいや非白人飛行士ひはくじんひこうしの月面着陸げつめんちゃくりくを目指めざす「アルテミス計画けいかく」に割わり当あてられます。同計画どうけいかくの目標もくひょうにはさらに月面基地げつめんきちでの長期滞在ちょうきたいざいや、有人火星探査ゆうじんかせいたんさに向むけた準備じゅんびも含ふくまれます。ネルソン氏しは「われわれの計画けいかくは、４０年ねんまでに人類じんるいが火星かせいを歩あるくことだ」と述のべました。

ソース：NHK ニュース