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高校ラグビー“幻の決勝”コロナ影響で辞退の東福岡 逆転勝利
2022-03-31 06:48:09

全国高校選抜ラグビー大会は、31日に予定されていた兵庫の報徳学園と東福岡高校による決勝が新型コロナウイルスの影響で中止になりましたが、リーグワンのパナソニックがグラウンドを提供して、両校による練習試合が行われました。
全国高校選抜ラグビー大会は31日、埼玉県の熊谷ラグビー場で報徳学園対東福岡による決勝が行われる予定でした。
しかし、東福岡がこれまでに対戦したチームから新型コロナウイルスの陽性者が出た影響で辞退したため、決勝は中止となり、大会の規定で報徳学園が不戦勝となって初優勝を果たしました。
決勝が行われなかったことを受けて、熊谷ラグビー場の隣に練習施設を持つリーグワンのパナソニックは、選手たちのために中止になった対戦を実現しようとグラウンドを提供し、31日は午前11時から両校の練習試合が行われました。
パナソニックは、東福岡の選手全員の陰性を確認したうえで、試合の開催を決めたということです。
試合は「YouTube」で配信され、報徳学園が先制トライを奪い、その後、逆転した東福岡が37対10で勝ちました。
そして両チームの選手は、試合が終わると握手を交わして、お互いの健闘をたたえあっていました。
ソース:NHK ニュース