Hiện Furigana
網目のようなひだがある「アミダコ」が水族館に 高知
2022-04-13 04:39:28

高知県須崎市の定置網に珍しいタコ「アミダコ」がかかり、高知市の桂浜水族館で展示されています。
水族館によりますと「アミダコ」は暖かい外洋に生息するタコの一種で、体の表面に網目のようなひだがあるのが特徴です。
11日の朝、高知県須崎市の定置網におよそ60センチの大きさのアミダコがかかっているのが見つかり、水族館に持ち込まれたということです。
アミダコが生きたまま捕獲されるのは珍しく、国内での飼育例が非常に少ないうえ、いずれも3日から4日ほどしか生存しなかったということで、詳しい生態は分かっていないということです。
訪れた人たちは、ボールのように丸まっているアミダコをじっくりと観察していました。
千葉県から家族と一緒に訪れた20代の女性は「かわいらしくて、不思議な生き物ですね。見られてよかったです」と話していました。
飼育員の浦河大輝さんは「アミダコを見るのは初めてだったので驚きました。アミダコを飼育するのは水族館の91年間の歴史の中でも初めてのことで、分からないことも多いですが、少しでも長く生きてほしいです」と話していました。
ソース:NHK ニュース