ロシア進出しんしゅつの日本企業にっぽんきぎょう 「事業停止じぎょうていし」1カ月げつで6割増わりまし

　ロシアのウクライナ侵攻しんこうが長期化ちょうきかするなか、ロシアでの事業じぎょうを停止ていしした日本企業にっぽんきぎょうは1カ月前げつまえに比くらべおよそ6割増わりふえたことが分わかりました。
　帝国ていこくデータバンクによりますと、ロシアに進出しんしゅつする日本企業にっぽんきぎょう168社しゃのうち11日時点にちじてんで36％にあたる60社しゃがロシアでの事業停止じぎょうていしなどを決きめています。
　3月がつ15日にちの37社しゃからおよそ6割増加わりぞうかしました。
　物流ぶつりゅうの混乱こんらんが主おもな要因よういんで出荷しゅっかや受注じゅちゅうなどの「取引停止とりひきていし」が31社しゃ、「生産停止せいさんていし」が11社しゃ、「営業停止えいぎょうていし」が9社しゃといずれも増加ぞうかしました。
　「事業じぎょうの撤退てったい」も自動車部品じどうしゃぶひんを手掛てがける「ティラド」など3社しゃで初はじめて確認かくにんされました。
　帝国ていこくデータバンクはビジネス環境かんきょうが正常化せいじょうかする道筋みちすじは立たっていないとして「見直みなおす動うごきはこれまで以上いじょうに進すすむ可能性かのうせいが高たかい」としています。

ソース：NHK ニュース