天皇陛下てんのうへいか　皇居こうきょで稲いねの種たねもみまき　約やく700粒つぶを苗代なわしろに

　天皇陛下てんのうへいかが皇居こうきょで稲いねの種たねもみをまかれました。
　まかれたのはうるち米べいのニホンマサリともち米べいのマンゲツモチの2種類しゅるいです。
　陛下へいかはジャンパーにズボン姿すがたで腰こしをかがめ、かごに入はいった種たねもみおよそ700粒つぶを苗代なわしろに丁寧ていねいにまかれていました。
　皇居こうきょでの稲作いなさくは農家のうかの苦労くろうを感かんじるために昭和天皇しょうわてんのうが始はじめられました。
　その後ご、上皇じょうこうさま、陛下へいかへと引ひき継つがれています。
　来月中旬らいげつちゅうじゅんに成長せいちょうした苗なえを水田すいでんに植うえる予定よていで、秋あきの収穫しゅうかくも陛下へいかが自みずから行おこなわれます。
　収穫しゅうかくされた米べいは、皇居こうきょの中なかで行おこなわれる祭祀さいし（さいし）で使つかわれるほか、伊勢神宮いせじんぐうにも供そなえられます。

ソース：NHK ニュース