福知山線脱線事故ふくちやませんだっせんじこ17年ねん　犠牲者ぎせいしゃへ「追悼ついとうのあかり」

　107人にんが死亡しぼうした兵庫県尼崎市ひょうごけんあまがさきしのJR福知山線脱線事故ふくちやませんだっせんじこから25日にちで17年ねんとなるのを前まえに、追悼行事ついとうぎょうじが開ひらかれました。
　「追悼ついとうのあかり」は、およそ600本ぽんのローソクで脱線事故だっせんじこが起おきた「2005年ねん4月がつ25日にち」と「わすれない」の文字もじをかたどり、遺族いぞくらが犠牲者ぎせいしゃを追悼ついとうする行事ぎょうじです。
　ローソクの灯あかりがともされたカップには、17年ねんが経過けいかした事故じこの風化ふうかを防ふせぎ、安全あんぜんの大切たいせつさを伝つたえるため、メッセージが記しるされています。
　事故じこで義弟ぎていを亡なくした上田誠うえだまことさん（55）：「風化ふうかはさせたらあかん。同おなじような事故じこが繰くり返かえされるようなことがあったら、ここで亡なくなった人ひとは何なんのために死しんだのか」

ソース：NHK ニュース