危険な暑さ続く 熱中症に厳重警戒を 北海道は激しい雨のおそれ
2023-08-03 22:02:59

一方、前線の影響で北海道では日本海側を中心に断続的に激しい雨が降り、6日にかけて総雨量が8月の平年の1か月分を超える大雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒が必要です。
気象庁によりますと4日も広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がる見込みです。
日中の最高気温は
▽さいたま市や佐賀市、富山市、鳥取市で38度と危険な暑さが見込まれているほか、
▽東京の都心や福岡市、京都市、前橋市、福井市で37度、
▽横浜市や広島市、高松市、長崎市、甲府市、青森市、福島市で36度、
▽大阪市や仙台市、名古屋市、千葉市、松山市、岡山市、北海道北見市で35度と各地で猛烈な暑さが予想されています。
気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、北海道の網走・北見・紋別地方、青森県、岩手県、宮城県、山形県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、三重県、新潟県、富山県、石川県、福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、香川県、愛媛県、山口県、福岡県、大分県、長崎県、佐賀県、熊本県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県に熱中症警戒アラートを発表しています。
暑さは続く見込みで
▽西日本では今月6日にかけて、
▽東日本と北日本では10日ごろにかけて猛暑日が予想されています。
熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが全国で相次いでいるため、不要不急の外出は避け、屋内でもエアコンなどで室温を適切に調節し、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど、対策を徹底してください。
前線の影響で北海道で大雨のおそれ
一方、北海道では、前線の影響で北部を中心に雨が降り続いています。
前線は6日にかけて北海道を南下する見込みで北海道の日本海側を中心に断続的に雷を伴った激しい雨が降り、6日にかけて総雨量が8月の平年の1か月分を超える大雨となるおそれがあります。
5日朝までの24時間に降る雨の量は北海道の多いところで100ミリ、あさって6日の朝までの24時間では50ミリから100ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけています。
雨の降り方や自治体の情報などに注意し、状況が悪化する前に安全な場所に避難するようにしてください。