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三菱UFJ銀行 半沢頭取が会見へ 元行員が10数億円相当窃取で
2024-12-16 02:55:14

三菱UFJ銀行の行員が支店の貸金庫から10数億円相当の金品を盗み取っていた問題で、16日午後、半沢淳一頭取ら経営幹部が会見し貸金庫の鍵の管理体制に不備があったことや再発防止に向けた具体的な対応などについて、説明することにしています。
※頭取の記者会見をライブ配信する予定です。
※頭取の記者会見をライブ配信する予定です。
三菱UFJ銀行では、練馬支店と玉川支店に勤めていた管理職の40代の女性行員が4年半にわたって支店の貸金庫を無断で開け、中に入っている金品を盗み取っていたことが明らかになりました。
銀行は被害額が時価にして10数億円にのぼるとし、先月、この行員を懲戒解雇しています。
銀行は、16日午後、半沢頭取ら経営幹部が問題が発覚してから初めて記者会見を開きます。
関係者への取材でこの行員は、顧客に渡している鍵のスペアキー=「予備鍵」を使って貸金庫を開けていたことがわかっています。
これらの支店では貸金庫を開ける際、銀行用の鍵と顧客に渡している鍵の2種類が必要ですが、「予備鍵」は顧客の鍵がなくなった場合に備えて支店で管理されていて、この行員は管理責任者だったということです。
16日の会見では、こうした経緯を説明するとともに鍵の管理方法や不正を防止する対策に不備があったとして、今後は「予備鍵」を支店ごとではなく本部で一括管理するなどの再発防止策についても説明する見通しです。
ソース:NHK ニュース