Hiện Furigana
プロ野球 日本シリーズ オリックスが3連勝 日本一に王手
2022-10-29 12:56:18

プロ野球の日本シリーズの第6戦が29日夜、神宮球場で行われオリックスがヤクルトに3対0で勝ちました。
これでオリックスは対戦成績を3勝2敗1引き分けとし、日本一に王手をかけました。
これでオリックスは対戦成績を3勝2敗1引き分けとし、日本一に王手をかけました。
日本シリーズはオリックス、ヤクルトともに2勝2敗1引き分けとなり、ヤクルトの本拠地、神宮球場に舞台を移して第6戦が行われました。

オリックスは中5日で先発した山崎福也投手が打たせて取るピッチングでヤクルト打線を抑え、さらに味方も好守備もあって5回まで無失点と好投しました。

打線は6回、前の回までヒット2本に抑えられてきたヤクルトの先発、小川泰弘投手を2アウト二塁と攻め、4番・吉田正尚選手は申告敬遠で勝負を避けられましたが、5番・杉本裕太郎選手がタイムリーヒットを打って1対0と均衡を破りました。
さらに1対0の9回には相手のエラーや、代打の西野真弘選手の犠牲フライで2点を加えました。
オリックスは6回から投手リレーに入り、宇田川優希投手、平野佳寿投手、山崎颯一郎投手が無失点でつなぎ、9回はワゲスパック投手が3人で締めて、3対0で勝ちました。
さらに1対0の9回には相手のエラーや、代打の西野真弘選手の犠牲フライで2点を加えました。
オリックスは6回から投手リレーに入り、宇田川優希投手、平野佳寿投手、山崎颯一郎投手が無失点でつなぎ、9回はワゲスパック投手が3人で締めて、3対0で勝ちました。

オリックスは3連勝で対戦成績を3勝2敗1引き分けとして26年ぶりの日本一に王手をかけました。
敗れたヤクルトは小川投手が6回1失点と好投しましたが、打線が1回に打ったヒット1本のみと沈黙し、3連敗を喫してあとがなくなりました。第7戦は30日も神宮球場で午後6時半から行われます。
敗れたヤクルトは小川投手が6回1失点と好投しましたが、打線が1回に打ったヒット1本のみと沈黙し、3連敗を喫してあとがなくなりました。第7戦は30日も神宮球場で午後6時半から行われます。
オリックス 山崎福也「変化球が決まってくれた」
中5日の登板で5回無失点で勝ち投手になった山崎福也投手は「日本シリーズという舞台で2回も投げられるといううれしさがあって、楽しみな気持ちでマウンドに上がった」と試合前の心境を語りました。
そして「きょうは変化球、中でも特にチェンジアップが決まってくれたのでよいピッチングができた」と好投の要因について説明していました。
そして「きょうは変化球、中でも特にチェンジアップが決まってくれたのでよいピッチングができた」と好投の要因について説明していました。
オリックス 杉本「心の準備はできていた」
先制のタイムリーヒットを打ったオリックスの杉本裕太郎選手は「吉田選手が敬遠されると思っていたので心の準備はできていた。甘い球を1球でしとめるという意識だけだったのでヒットが出てよかった」と振り返っていました。
オリックス 中嶋監督「熱いゲームをしたい」
オリックスの中嶋聡監督は5回無失点で勝ち投手になった先発の山崎福也投手について「最高のピッチングだったと思う」とたたえたうえで、「きょうは、なかなか点が入らない状況で厳しい試合だった」と振り返りました。
また、6回に2アウト二塁で4番の吉田正尚選手が申告敬遠された後に続く杉本裕太郎選手が先制のタイムリーヒットを打った場面について「吉田の後ろを打つバッターが打たないと勝てないとわかっていたが、杉本がなんとか打ってくれた」と話していました。
3連勝で26年ぶりの日本一に王手をかけたことについて「去年もことしもマジックなしで優勝しているので王手をかけているという実感が湧かない。あすはこの寒さを吹き飛ばす熱いゲームをしたいので応援してください」と話していました。
また、6回に2アウト二塁で4番の吉田正尚選手が申告敬遠された後に続く杉本裕太郎選手が先制のタイムリーヒットを打った場面について「吉田の後ろを打つバッターが打たないと勝てないとわかっていたが、杉本がなんとか打ってくれた」と話していました。
3連勝で26年ぶりの日本一に王手をかけたことについて「去年もことしもマジックなしで優勝しているので王手をかけているという実感が湧かない。あすはこの寒さを吹き飛ばす熱いゲームをしたいので応援してください」と話していました。
ヤクルト 高津監督「ここまできたら勝つしかない」

3連敗であとがなくなったヤクルトの高津臣吾監督はヒット1本に抑えられた打線について「作戦を練って挑んだが、結果から言うとうまくいかなかった。フォアボールが出てもつけ込むことができなかった」と話していました。
前の試合に続いてエラーで得点を許したマクガフ投手については「彼への信頼は変わらない」と話していました。
そして第7戦に向けて「ここまできたら勝つしかない。できることをすべて準備して、あすのプレーボールを待ちたい」と必勝を誓いました。
前の試合に続いてエラーで得点を許したマクガフ投手については「彼への信頼は変わらない」と話していました。
そして第7戦に向けて「ここまできたら勝つしかない。できることをすべて準備して、あすのプレーボールを待ちたい」と必勝を誓いました。
オリックス エース不在でも「全員で勝つ」

勝った方が日本一に王手をかける試合でオリックスは絶対的なエース、山本由伸投手が不在のなか、投手陣が一丸となって粘りの投球を見せ、試合の流れを引き寄せました。
第1戦、必勝を期してマウンドを託されたエースの山本投手でしたが5回に、左脇腹の違和感を訴えてマウンドを降りました。
このシリーズの前、山本投手は、去年の日本シリーズ同様、中6日で第6戦の先発が見込まれていましたが、勝ったチームが日本一に王手をかけるこの試合で先発を託されたのは山崎福也投手でした。
山崎投手は第2戦では、4回を無失点に抑えたほか、バッティングでは先制タイムリーを打ってプロ初打点をあげていました。
中5日で臨むこの試合に向けては「日本シリーズで2回も先発できてうれしいのひとこと。2勝2敗と五分になりオリックスにいい流れがあるのでその勢いのまま臨みたい」と、意気込んでいました。
山崎福也投手は、言葉通りに立ち上がりからチェンジアップをうまく使ってヤクルト打線に的を絞らせませんでした。
また、センターの中川圭太選手がフェンスに体をぶつけながらキャッチするなど味方の好守備もあって、5回までヒット1本、無失点と好投しました。
山崎福也投手は、「とにかく一人ひとり丁寧に投げていくことだけを考えてマウンドに上がっていた。全体的にいい集中力をもってしっかり投げ切ることができた」と振り返りました。
オリックスは6回に1点を先制すると、ここから投手リレーに入りました。
6回は2人目の宇田川優希投手、7回は3人目の平野佳寿投手、8回は4人目の山崎颯一郎投手と強力なリリーフ陣がヤクルト打線に得点を許しませんでした。
そして、9回は、ワゲスパック投手が締めました。
オリックスはエースが不在のなか投手陣がそれぞれが役割をこなしてチームスローガンの「全員で勝つ」を体現しました。
第1戦、必勝を期してマウンドを託されたエースの山本投手でしたが5回に、左脇腹の違和感を訴えてマウンドを降りました。
このシリーズの前、山本投手は、去年の日本シリーズ同様、中6日で第6戦の先発が見込まれていましたが、勝ったチームが日本一に王手をかけるこの試合で先発を託されたのは山崎福也投手でした。
山崎投手は第2戦では、4回を無失点に抑えたほか、バッティングでは先制タイムリーを打ってプロ初打点をあげていました。
中5日で臨むこの試合に向けては「日本シリーズで2回も先発できてうれしいのひとこと。2勝2敗と五分になりオリックスにいい流れがあるのでその勢いのまま臨みたい」と、意気込んでいました。
山崎福也投手は、言葉通りに立ち上がりからチェンジアップをうまく使ってヤクルト打線に的を絞らせませんでした。
また、センターの中川圭太選手がフェンスに体をぶつけながらキャッチするなど味方の好守備もあって、5回までヒット1本、無失点と好投しました。
山崎福也投手は、「とにかく一人ひとり丁寧に投げていくことだけを考えてマウンドに上がっていた。全体的にいい集中力をもってしっかり投げ切ることができた」と振り返りました。
オリックスは6回に1点を先制すると、ここから投手リレーに入りました。
6回は2人目の宇田川優希投手、7回は3人目の平野佳寿投手、8回は4人目の山崎颯一郎投手と強力なリリーフ陣がヤクルト打線に得点を許しませんでした。
そして、9回は、ワゲスパック投手が締めました。
オリックスはエースが不在のなか投手陣がそれぞれが役割をこなしてチームスローガンの「全員で勝つ」を体現しました。
ヤクルト 小川 悔やまれる1球

ヤクルトはこのシリーズ2回目の先発となった小川泰弘投手が、第1戦を上回る好投を見せましたが、1球が悔やまれる結果となりました。
ヤクルトで唯一、規定投球回に到達し、レギュラーシーズンで8勝を挙げた小川投手。
第1戦ではランナーを出しても粘って5回2失点で試合を作り、勝ち投手になりました。
その後チームは、大阪での第4戦と第5戦で連敗。
星を五分に戻される中、「相手も勢いづいているが切り替えて目の前の一戦に集中していく」と本拠地、神宮球場に戻っての第6戦で再び先発しました。
小川投手はストレートには第1戦以上に力があり、さらにブレーキのかかったチェンジアップを交えるなど、緩急を効果的に使い、5回までヒット2本、無失点に抑えました。
しかし6回、先頭へのヒットをきっかけに2アウト二塁のピンチを招いたところで前の試合ホームラン2本の4番・吉田正尚選手を迎え、ベンチは申告敬遠。
2アウト一塁二塁となり、5番・杉本裕太郎選手を抑えてピンチを切り抜けたいところでしたが、タイムリーヒットを打たれ先制点を奪われました。
小川投手は6回1失点とピッチングも数字的にも前の試合を上回る内容でしたが、この日は打線が沈黙。
杉本選手に投じた1球が悔やまれる結果となりました。
ヤクルトで唯一、規定投球回に到達し、レギュラーシーズンで8勝を挙げた小川投手。
第1戦ではランナーを出しても粘って5回2失点で試合を作り、勝ち投手になりました。
その後チームは、大阪での第4戦と第5戦で連敗。
星を五分に戻される中、「相手も勢いづいているが切り替えて目の前の一戦に集中していく」と本拠地、神宮球場に戻っての第6戦で再び先発しました。
小川投手はストレートには第1戦以上に力があり、さらにブレーキのかかったチェンジアップを交えるなど、緩急を効果的に使い、5回までヒット2本、無失点に抑えました。
しかし6回、先頭へのヒットをきっかけに2アウト二塁のピンチを招いたところで前の試合ホームラン2本の4番・吉田正尚選手を迎え、ベンチは申告敬遠。
2アウト一塁二塁となり、5番・杉本裕太郎選手を抑えてピンチを切り抜けたいところでしたが、タイムリーヒットを打たれ先制点を奪われました。
小川投手は6回1失点とピッチングも数字的にも前の試合を上回る内容でしたが、この日は打線が沈黙。
杉本選手に投じた1球が悔やまれる結果となりました。
第7戦 予告先発は
30日に神宮球場で行われる、プロ野球の日本シリーズ第7戦の予告先発です。
3連敗を喫して対戦成績が2勝3敗1引き分けとなり、あとがないヤクルトはサイスニード投手が先発です。
一方、3連勝で26年ぶりの日本一に王手をかけたオリックスは中4日で、宮城大弥投手が先発します。
サイスニード投手は第2戦に先発し4回2失点で勝ち負けはつかず、宮城投手は第3戦に先発し、6回途中3失点で負け投手となっています。
3連敗を喫して対戦成績が2勝3敗1引き分けとなり、あとがないヤクルトはサイスニード投手が先発です。
一方、3連勝で26年ぶりの日本一に王手をかけたオリックスは中4日で、宮城大弥投手が先発します。
サイスニード投手は第2戦に先発し4回2失点で勝ち負けはつかず、宮城投手は第3戦に先発し、6回途中3失点で負け投手となっています。
ソース:NHK ニュース